【CL結果】“死の組”はバルサとインテルが辛勝!南野がフル出場のザルツブルクはナポリとの乱打戦に敗れる!

2019年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシーは劇的弾でアヤックスに勝利

メッシの今大会初ゴールで先制したバルサ。苦戦を強いられながらも白星を挙げた。(C) Getty Images

 現地時間10月23日、欧州各地でチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第3節が行なわれた。
 
 前回王者のリバプールは、敵地で伊東純也が先発したヘンクと対戦。開始2分にアレックス・チェンバレンのミドルで先制すると、57分にも1点目と同じくロベルト・フィルミーノのお膳立てから、再びチェンバレンが技ありの一撃で加点。77分にサディオ・マネ、87分モハメド・サラーの得点でダメを押したリバプールが、終盤に1点を奪われたものの、4‐1の快勝を飾った。
 
 同じくグループEのザルツブルクは、ホームにナポリを迎えた。17分にドリース・メルテンスのゴールでリードを許すも、40分に韓国代表FWファン・ヒチャンが獲得したPKを若き主砲アーリング・ハーランドが思い切りよく決めて、同点とする。
 
 しかし、64分にまたもメルテンスに決められて失点。72分にハーランドのヘッド弾で追いついたのも束の間、1分後にロレンツィオ・インシーニェに巧みなトラップからゴールを許し、突き放される。結局このまま2-3で敗北。先発フル出場の南野拓実は見せ場を作れず、ベンチスタートの奥川雅也は出番がなかった。
 
"死の組"グループFのバルセロナはスラビア・プラハ戦の3分、アルトゥールのパスをリオネル・メッシがダイレクトでシュートし、ネットを揺らす。その後は攻め込まれる場面も目立ち、50分にはロングボールからあっさり失点を許す。
 
 しかし、その7分後、ルイス・スアレスが角度のないところから放ったシュートが、敵に当たってオウンゴールとなり、勝ち越しに成功。苦戦を強いられながらも、2-1で逃げ切り、勝点を7に伸ばした。
 
 ここまで1分け1敗のインテルは、ドルトムントとの大一番。22分にステファン・デフライの正確なフィードを受けたラウタロ・マルティネスが、胸トラップしてから右足でシュートを放ち、先制ゴールを挙げる。
 
 その後は組織的な守備でドルトムントの攻撃を封じ、時間を進める。終盤に得たPKをマルティネスが失敗するも、その直後にカウンターからアントニオ・カンドレーバが試合を決める一撃を突き刺した。
 
 グループHでは、チェルシーがアウェーで難敵アヤックスと対戦。スコアレスドローで終わるかに思われた86分、途中出場のミチ・バチュアイが86分に値千金のゴールを叩き込み、1-0で勝利を飾っている。
 
 23日に行なわれたCL8試合の結果は以下の通り。※左側がホームチーム。( )内は勝点。
 
【グループE】
ザルツブルク(3) 2-3 ナポリ(7)
ヘンク(1) 1-4 リバプール(6)
 
【グループF】
インテル(4) 2―0 ドルトムント(4)
スラビア・プラハ(1) 1-2 バルセロナ(7)
 
【グループG】
RBライプツィヒ(6) 2-1 ゼニト(4)
ベンフィカ(3) 2-1 リヨン(4)
 
【グループH】
リール(1) 1-1 バレンシア(4)
アヤックス(6) 0-1 チェルシー(6)
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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