南野拓実所属のザルツブルク、19歳FWの2ゴールで2度追いつくも…ホームでナポリに惜敗【CL】

2019年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野はフル出場で奮闘するも…

南野はハーランドとのコンビネーションで奮闘したが…。 (C)GEPA pictures/ Patrick Steiner

 現地時間10月23日、各地でチャンピオンズ・リーグ第3節が行なわれ、グループEのオーストリア王者レッドブル・ザルツブルクは、現グループ1位、イタリアの強豪ナポリをホームに迎えた。

 ザルツブルクに所属している南野拓実は、注目の19歳FWアーリング・ハーランドらとともに先発、奥川雅也はベンチスタートとなった。一方のナポリは4-4-2の布陣で、2トップにはドリース・メルテンスと期待のイルビング・ロサーノが先発した。

 カルロ・アンチェロッティ監督が率いるナポリは、ザルツブルクの攻撃力を警戒し、慎重に試合に入ったが、9分にあっさりハーランドに先制点を許してしまう。このゴールはオフサイドで取り消されたが、ザルツブルクの勢いを感じさせる幕開けとなった。

 だが、そんな雰囲気を一掃したのがメルテンス。カウンターからマルキュイ、カジェホイと繋いだ先、メルテンスにGKの頭上をぶち抜くダイレクトシュートを決められてしまい、先制を許してしまう。

 しかし39分にはファン・ヒチャンがエリア内で倒されPKを獲得。これをハーランドがきっちり決め、1-1で前半を折り返す。ハーランドはCL3試合連続、5ゴール目を記録している。

 後半も一進一退の攻防が続き、お互いに主導権を譲らない展開となる。再び均衡を破ったのは、メルテンスだった。64分、鮮やかなダイレクトボレーを叩き込まれ、今日2点目を許す。

 72分にはセットプレーからハーランドが頭で叩き込んで再び追いつくが、直後の73分にナポリのインシーニェに1点を許してしまい、スコアは2-3となる。

 その後は、ハーランドと南野の縦の関係から度々好機を創出するが決め切れず。1点差に泣いたザルツブルクが、ホームでCLグループステージ2敗目を喫した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事