「彼を残したのは理解しがたい」CLで不発のC・ロナウドにイタリア紙が辛辣評価!「見ているだけで終わった」

2019年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ワーストプレーヤー」扱いに

ロコモティフ戦では不発に終わったC・ロナウド。ディバラに主役の座を奪われた。(C) Getty Images

 ユベントスは10月22日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第3節で、ロコモティフ・モスクワを相手にホームで2-1の逆転勝利を収めた。

 30分に先制を許し、守備を固めるロコモティフ相手に苦しんだユーベだが、77分と79分にパウロ・ディバラが立て続けにゴール。背番号10の活躍で2連勝を飾っている。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ディバラは試合後に「こういうゴールをとても必要としていた。僕にとってもチームにとっても素晴らしい試合だったね」と喜びを語った。

「僕らは苦しんだ。でも、良いプレーで勝つだけの経験が僕らにはある」

『Gazzetta dello Sport』紙は、ファン・ギジェルモ・クアドラードとともに、ディバラをユーベのベストプレーヤーに選出。「彼はずっとこんな夜を待っていた。指揮官に先発起用が勝利への選択だったと示した」と賛辞を寄せた。

「ディバラはプレーをつくり、ボックス内に飛び込んで、躍動し、最後には見事2ゴールで試合をひっくり返した。全員から拍手を受けてスタジアムを去ることに。考えてみてくれ、夏にユベントスは彼を放出リストに載せていたのだ…」
 
 一方で、エースのクリスチアーノ・ロナウドはこの日不発に終わった。同紙は、サミ・ケディラやブレーズ・マテュイディとともに、C・ロナウドを「スターでも見ているだけに終わる時もある」と、ワーストプレーヤーに値する「フロップ」に選出している。

「前半のシュートは中央で、2本のFKを壁に当て、クアドラードの見事なクロスからの絶好機はもっとうまく対応できたはずだ。精度がなく、今回は仲間を牽引できず、ディバラにハイライトを譲った。だが、指揮官は彼を残し、ドッピエッタ(2得点)のディバラを下げている。理解しがたい選択」

 だがもちろん、この一戦でC・ロナウドの存在価値が揺らぐことはない。そして、キャリア通算701得点のポルトガル代表エースは、すぐにリベンジしようと意気込んでいるだろう。ユベントスは26日に行なわれるセリエA第9節でレッチェと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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