川崎DF馬渡和彰が全治3か月の負傷で今季は絶望的に。「みんなが戦う姿を画面越しに眺めて…」現在の心境をブログで語る

2019年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「痛めた瞬間に『あ、やばいな』って感じでした」

ルヴァンカップ鹿島戦で負傷した馬渡。左膝外側半月板損傷で全治3か月と診断された。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎フロンターレは10月22日、ルヴァンカップ準決勝・第1戦の鹿島戦で負傷交代していたDF馬渡和彰の診断結果を発表。左膝外側半月板損傷で全治3か月程度を要する見込みだと発表した。
 
 9日の鹿島戦に先発した馬渡は、開始35分に足の痛みを訴え、自ら担架を要求。ピッチの外に運ばれると、プレー続行不可能と判断され、交代を余儀なくされていた。
 
 今年3月末にもトレーニング中の右足関節捻挫で全治3週間の診断を受けるなど、今季は怪我に悩まされるシーズンとなっている馬渡だが、クラブのリリースと同時に自身のブログを更新し、今回の怪我の心境を語っている。
 
「先程クラブからリリースがありました通り、先日のルヴァン杯ホームの鹿島戦で膝を怪我をして手術しました。試合の日から少し時間が経ってからのご報告になってしまい、みなさんご心配をおかけしました。申し訳ありません。正直、痛めた瞬間に『あ、やばいな』って感じでした」
 
 今回は半月板損傷という大怪我ということもあり、川崎市内で手術も行なった。J1リーグ・29節のG大阪戦を病室で観ていたという馬渡は、ピッチに立てない悔しさを改めて実感したという。
 
「ルヴァンも決勝進出決めて、リーグ戦もここから残りの試合で逆転優勝目指していくぞ!って時に、ガンバ戦で自分のいる場所はピッチではなく病室。オペ後でパンパンに腫れた膝と、みんなが必死に戦う姿を画面越しに眺めて改めて考えさせられました」
 
 それでも、「怪我が起きてしまったことは残念ですし、最初は落ち込みましたけど、今はもうポジティブに。これを機に少しでも良い変化ができれば」と気丈に前を向いている。
 
 ルヴァンカップ決勝、川崎対札幌の一戦は26日、13時5分から埼玉スタジアム2002で開催される。今シーズンの復帰が絶望的となってしまった馬渡のためにも、川崎はカップ戦初タイトルと、リーグ戦の逆転優勝を狙う。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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