執念のバトル!磐田vs鳥栖の残留争い直接対決は双方譲らず2-2のドロー決着!

2019年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

金崎は立ち上がりに鮮やかなスルーパスで先制アシスト。1-1で迎えた後半に勝ち越しゴール

1ゴール・1アシストを決めた鳥栖の金崎。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは10月19日、各地で29節の6試合を開催。ヤマハスタジアムでは、ジュビロ磐田対サガン鳥栖の一戦が行なわれた。

 試合はアウェーの鳥栖が先手を奪う。12分、前線でパスを受けた金崎がタメを作り、スペースに走り込んだイサック・クエンカにスルーパスを供給。大井健太郎の股を抜いたパスに反応したクエンカが左足でループショットを決め、鳥栖が1点をリードする。

 しかし磐田も反撃に出ると前半アディショナルタイムに大南拓磨のクロスにFWルキアンがヘディングシュートを叩き込み、磐田が同点に追いついて前半を終えた。

 迎えた後半、金崎が執念のプレーを見せる。67分、ゴール前でパスを受けた金崎は相手DFに囲まれながらも、粘りに粘って右足を一閃。ゴール右にシュートをねじ込み、鳥栖が勝ち越しに成功する。

 この試合に敗れると、逆転残留が厳しい状況に追い込まれる磐田は84分、鳥栖をゴール前に押し込むと、相手DFが蹴り上げたハイボールにアダイウトンがバイシクルショット。これがゴール左隅に決まり、磐田が同点に追いつく。

 その後も双方ともに勝ち越しを目指してゴールを狙いに行くものの、決勝点は生まれず。結局、2-2で引き分けに終わった。磐田は勝点22として、プレーオフ圏の16位・湘南とは勝点9差。一方の鳥栖は同32で15位のままとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb
 
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