【J1展望】松本×鹿島|松本は前回対戦で5失点の大敗。主力4名が不在の首位・鹿島を相手にどう勝機を見出すか

2019年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本――攻撃に重きを置いた3-1-4-2は鹿島に通用するのか

故障者/松本=エドゥアルド、米原、イズマ 鹿島=三竿、L・シルバ、セルジーニョ、犬飼
出場停止/松本=なし 鹿島=なし

J1リーグ29
松本山雅FC 鹿島アントラーズ
10月18日(金)/19:00/サンプロ・アルウィン
 
松本山雅FC
今季成績(28節終了時):17位 勝点28 6勝10分12敗 17得点・31失点
 
【最新チーム事情】
●前節は仙台に1-0で勝利。
●3−1−4−2のシステムが機能。
●前回対戦では鹿島に0-5と大敗。
 
【担当記者の視点】
 前節は試合開始早々にセルジーニョが美麗なミドルシュートを決め、そのリードを活かして1-0で仙台を下した。今季初の2試合連続クリーンシートを達成するなど、攻守ともにチームコンディションは良好と言えるだろう。
 
 攻撃に重きを置いた3−1−4−2システムは機能したものの、課題もある。前節で見られたのは、サイドの守備をどうするか。失点こそしていないが、数多くのクロスをフリーで入れられており、鹿島を相手に同じ手法が通用するかは疑問符がつく。できれば両サイドの選手が制限をかけたいところだろう。
 
 ただ、鹿島には前回対戦時に0-5と今季最大の大敗を喫している。スコア通りに圧倒された試合で、当時の雪辱戦としての側面も持つ。格上の相手だが、残留に向けて是非とも勝点3を奪いたい。

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