J1リーグ9月度MVPは清水の大卒ルーキー!「自分の限界にチャレンジする」と並々ならぬ決意を表明

2019年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シュートの型を持っている」原博実氏も西澤を絶賛

9月度のJ1月間MVPを受賞した西澤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは10月11日に、最も活躍した選手を表彰する、「2019明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」の9月度の受賞者を発表した。
 
 J1では清水のMF西澤健太、J2では新潟のFWレオナルド、J3では秋田のMF中村亮太が選出。3名はともに初受賞となった。
 
 今季、大卒ルーキーとして清水に加入した西澤は、堅実な技術とクレバーさを武器に、加入1年目からリーグ戦でこれまで7得点を記録。9月の26節、27節では2戦連続で2ゴールを決めるなど、得点力にも磨きをかけ、徐々に主力としての地位を確立してきている。
 
 選考委員の原博実氏は、「2試合で4ゴール・2アシスト。切れ味鋭いドリブル、ゴールに向かった仕掛けるプレーは見ていても歯切れが良い。特に左45度からの仕掛け、シュートの型を持っている」西澤を絶賛。
 
 また、J2部門のレオナルドに対しては、「スピードのあるストライカー。日本のサッカーにも慣れて、本領発揮」と評価し、J3部門の中村亮太については、「4ゴール3アシストでチームを3連勝に導いた。滞空時間のあるヘディング、身体を張ったプレーから両足どちらでもシュートが撃てる。松本、FC東京、沼津などでプレーした苦労人。ひたむきな姿勢に共感する」と選出理由を述べている。
 
 3選手の受賞コメントは以下の通り。
【J1】
●西澤健太(清水/MF)
「Jリーグ月間MVPをいただき、大変嬉しく思いますし、誇りに思います。自分の努力だけでは手にすることのできない栄誉であり、日々共に戦う仲間、スタッフ、サポーター、家族、友人、支えてくださる全ての方々に感謝します。自分の限界にチャレンジし、試行錯誤を積み重ね、日々成長していけるように、これまで以上の覚悟をもって精進したいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします」
 
【J2】
●レオナルド(新潟/FW)
「月間MVPに選出していただき、とても嬉しく光栄に思います。自分は常にチームに貢献したいと強く考えながらプレーしていますし、チームメイトとの信頼関係があるからこそ、試合でのゴ ールに繋がっていると思います。MVPに選ばれたことに満足せずに、これからもチームの勝利のために、トレーニングから高い集中力を継続させて、ゲームでゴールを積み上げていきたいです」
 
【J3】
●中村亮太(秋田/MF)
「明治安田生命J3リーグ9月KONAMI月間MVPを受賞することが出来、大変嬉しく思います。これは僕ひとりの力ではありません。ブラウブリッツ秋田は「全員力」という言葉を掲げて戦っています。チームのみんなに感謝したいと思います。これからもブラウブリッツ秋田が勝てるよう、邁進していきたいです。ありがとうございました」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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