湘南、曺前監督の後任に下部組織監督の浮嶋敏氏が就任!「湘南スタイルに磨きをかける」

2019年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゼネラルマネジャーには関口潔氏が就任

湘南の新監督に就任した浮嶋氏。13年から下部組織を指導してきた。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 湘南ベルマーレは10月10日、トップチームの監督にベルマーレフットボールアカデミーダイレクターで今季は湘南U-18監督を兼務する浮嶋敏氏が就任することを発表した。選手、スタッフへのパワーハラスメント行為が認定され、一連の騒動の責任を取ってその職を辞することとなった曺貴裁前監督の後任となる。

 52歳の浮嶋氏は現役時代、日産ファームや富士通でプレー。その後、指導者に転身し、新城高監督、横浜FCジュニアユース・ユース監督などを歴任したのち、2011年に湘南トップチームコーチに就任。12年まで務めたのち、13年からはアカデミーダイレクターの職に就くとともに、13年から18年までU-15監督、19年はU-18監督を兼務していた。

 浮嶋氏は、クラブ公式サイトを通じて、以下のコメントを発表している。
「この度、トップチームの監督に就任いたしました。
2011年より9年間、トップチームとアカデミーのコーチとして指導に携わってきましたが、湘南ベルマーレがこれまで積み上げてきたサッカーを大切にし、活き活きとエネルギーに満ちた戦いができるよう働きかけていきたいと思います。
「湘南スタイル」に磨きをかけ、応援して下さる皆さんと共に前進していきたいと思います。」

 また、クラブはトップチームコーチに石川桂氏、ゼネラルマネジャーに関口潔氏が就任したことも併せて発表している。関口GMは、今回の騒動を踏まえて「ハラスメント再発防止のためにチーム内のガバナンス強化を図ることに全力を注いでまいります」とクラブ公式サイトを通じてコメントしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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