「お前を生んだのは売春婦」S・ラモスがダービーで副審に暴言か? お咎めなしに敵将シメオネは「許されるのか」

2019年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

D・コスタは8試合の出場停止に

暴言疑惑が浮上したS・ラモス(中央)。最悪の場合はクラシコ欠場の可能性も?(C)Getty Images

 9月28日に行われたラ・リーガ第7節のビッグマッチ、アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーの一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。

 勝点1差の両雄がともにネットを揺らせないままタイムアップを迎えた一戦、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は前半終了後に審判団に抗議していた。スペイン紙『Marca』によると、マドリーの主将セルヒオ・ラモスが「副審を侮辱した」と訴えたようだ。

 シメオネ監督の主張によると、S・ラモスは副審に「お前を生んだのは売春婦」と言い放ったという。アトレティコは昨シーズン、ジエゴ・コスタが同様に「売春婦」という言葉で審判を罵倒し、8試合という重い出場停止処分を科されている。だからこそ、シメオネ監督はS・ラモスへの処分を求めたようだ。
 
 報道によると、アルゼンチン人指揮官は審判に向かって「こんなことが許されるのか。あなたに『お前を生んだのは売春婦』と言ったんだぞ」と詰め寄ったとみられる。ただ、最終的に審判団からS・ラモスに対するお咎めはなかった。

 Marca紙によれば、シメオネ監督は試合後に「ピッチ上のことはピッチにとどまる。だが、副審はセルヒオ・ラモスが何を言ったか知っている」と述べている。

「審判はリスペクトされなければならない。そして、全員のために最善のかたちで状況を扱わなければならない」

 シメオネ監督の主張から、S・ラモスに処分が下されることはあるのか。マドリーは3節後の10月26日にバルセロナとのクラシコが控えているだけに、今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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