16位・鳥栖vs15位・浦和は3-3ドロー! 浦和は8戦勝ちなしも、執念で勝点差4を維持!

2019年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は浦和が良い流れを掴んだが…

終盤の74分に同点ゴールを挙げた金崎。鳥栖はあと一歩で勝点3を逃した。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは9月28日、各地で27節の7試合を開催。ベストアメニティスタジアムでは、16位・サガン鳥栖と15位・浦和レッズの残留争いの直接対決の一戦が行なわれ、3対3で引き分けに終わった。

 試合は立ち上がりからアウェーの浦和が主導権を握った。立ち上がりの7分、ファブリシオとの連係から武藤雄樹が右足で叩き込み、浦和が先制。武藤の今季初ゴールで浦和が1点をリードする。

 さらに浦和は29分にも橋岡大樹からのクロスを長澤和輝が華麗なバイシクルショットで2点目。浦和が2点をリードして前半を折り返した。

 しかし、後半に入ると鳥栖が猛反撃。69分に原川力の直接FKで1点差に追い上げると、74分には前線の連係から金崎夢生が押し込み、ついに同点に。鳥栖の勢いは止まらず、82分にはアン・ヨンウのクロスにイサック・クエンカが右足で合わせ、逆転に成功。鳥栖が2点ビハインドから3-2とリードした。

 その後、浦和も反撃を見せ、決定機を量産するが、鳥栖もなんとか凌いでいく。しかし、後半アディショナルタイム、浦和はPKを獲得。これを途中出場の杉本健勇が冷静に沈め、浦和が3-3の同点に追いついた。

 試合は3-3の引き分けでタイムアップ。残留争いの天王山は、ともに勝点1を手にする結果となった。15位の浦和は勝点32、16位の鳥栖は同28となり、両者の差は4のままとなった。浦和はこれで8戦勝ちなしとなったが、執念のアディショナルタイム弾で勝点差を維持した。
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