「クボのゴールが決まっていれば…」「不運としか言いようがない」初スタメン久保建英のポスト直撃シュートに地元紙が嘆き!

2019年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

右足で二度の決定機を作り出す

惜しいシュートを放った久保。リーガ初ゴールはお預けに。(C)Mutsu KAWAMORI

 現地時間9月25日に行なわれたラ・リーガ第6節で、久保建英が所属するマジョルカは、ホームで強豪アトレティコ・マドリーと対戦。移籍後4試合目にして初スタメンを飾った久保は、4-1-4-1の右サイドハーフに入り、フル出場を果たした。

 マジョルカは27分、CKからジエゴ・コスタのヘッドで先制を許す。前半は、その後も押し込まれる展開が続いた。

 後半開始早々の47分に決定機を作り出したのが久保だ。ダニ・ロドリゲスへパスを出し、そのままエリア内に進入。ボールをキープしたダニ・ロドリゲスが、スペースに出したパスを受け右足でシュートを放つ。ボールはブロックに入ったステファン・サビッチにリフレクトしてポストを叩き、跳ね返りがGKヤン・オブラクの身体に触れて、再びポストに当たったがゴールラインぎりぎりのところでクリアされた。
 

 最大のチャンスを逃したホームチームは、65分に再びセットプレーの流れから、19歳の俊英ジョアン・フェリックスに決められ、リードを広げられる。78分には、69分に入ったばかりのアルバロ・モラタが、2枚目のイエローカードを受けて退場したものの、数的優位を活かせず、0-2で敗れた。

 マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』は、久保の写真を使ってマッチレポートを掲載。47分の決定機を詳細に取り上げ、「二度ポストに当たったクボのゴールが決まっていれば、試合は違う展開になっていただろう」と綴り、「不運としか言いようがない」と伝えた。

 そして、「後半は新たに気持ちで試合に入ったマジョルカだが、J・フェリックスの2点目によって反撃ムードに水を差された」と紹介している。

 惜しくもリーガ初ゴールはならなかったとはいえ、同紙が久保の写真を選んだのは、マジョルカでもっともインパクトを残したプレーヤーだったからだろう。着実に初得点に近づいている若きサムライは、29日に行なわれる次節のアラベス戦でネットを揺らせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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