「降格だけはしないで」「悲しいです…」浦和レッズ、HondaFCに敗れ天皇杯敗退が決定。この結果を、サポーターはどう受け止めた?

2019年09月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終盤に獲得したPKも外し、無得点に終わる

スタンドに向けての挨拶では、選手たちも肩を落とし、ショックを隠せず。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会は9月25日に、4回戦(ラウンド16)の残り2試合が行なわれた。そのうちの1試合は、アジア・チャンピオンズリーグのベスト4に進出を決めている浦和が、Honda FCに0-2で敗れ、敗退している。

 現在、リーグ戦では降格圏一歩手前の15位に沈んでいる浦和。対照的に、Honda FCは、4月中旬以降公式戦無敗でJFL首位をひた走るという好調ぶりで、天皇杯でもJ1のコンサドーレ札幌、J2の徳島ヴォルティスを破って勝ち上がってきた。

 この一戦は、両チームの調子の良し悪しがそのままフィールド上でも顕著に現われる試合となってしまった。

 だが、敗退の結果を受けた浦和サポーターたちは、この敗退を冷静に受け止めているようだ。試合終了後1時間以内にクラブの公式アカウントに寄せられた400件以上のコメントは、怒り声以上に、落胆をにじませながらも、現体制への疑問や降格を危ぶむ切実な声が多い。

「90分間、浦和のために闘ってますか? 90分間、浦和のために走ってますか?」
「降格だけはしないでください。信じてます」
「さすがにヤバすぎる。まじで闘ってくれ」
「なんとなく残留できると思ってませんか? 浦和レッズだから残れると思いますか??そんな気持ち、持ってませんか? だからですよ」
「もう、言葉が出てきません」
「ジャイキリではありません。これが今の浦和です」
「リーグ残留に専念してください… 悲しいです…」
「一番危機感を感じているのはサポーターなんじゃないか」
「ごめん、流石にもうポジティブな言葉かけれないよ」
「安心しろ。J1残留してACL優勝したらみんな手のひら返しするから。せめてJ1残留は最低条件や」
「もう呆れてブーイングする気すら起きないよ…」
 

 この後、浦和は中3日でJリーグ27節を迎え、サガン鳥栖とアウェーで対戦。10月2日にはACL準決勝第1レグの広州恒大戦、その4日後には第28節・清水エスパルス戦と過密日程が控えている。

 果たして、ここからのリーグ戦、そしてACLで浦和はその実力を発揮できるのか。誰よりもサポーターが、赤い悪魔たちの躍動に期待しているに違いないのだが…。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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