選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト12.16号（12月2日発売）より
 
【甲府】
［GK］
1　荻　晃太　5.5　
失点しなかったが、クロスに飛び出しあわやという場面も見られた。
［DF］
26　青山直晃　6　
５試合ぶりのスタメン。対面した武藤にシュートを撃たせなかった。
4　山本英臣　6　
危機察知力は相変わらず。タイミングよく前に出ては、敵を潰した。
6　佐々木翔　6　
相手のカウンターにしっかりと対処。90分間隙なく、無失点に貢献。
［MF］
29　水野晃樹　6　
退団が発表されたなか、高質のキックと縦の突破で健在ぶりを示す。
5　マルキーニョス・パラナ　6　
気がつけばフリーでボールを受け、リズムを落ち着かせる存在となる。
8　新井涼平　6　
ダイレクトで出す縦パスと前への飛び出しで、攻撃のアクセントに。
27　阿部翔平　6　
豊富な種類のキックでチャンスを作ったが、終盤やや息切れ気味に。
［FW］
7　石原克哉　6.5　
こぼれ球への圧倒的な反応の速さから、好機を何度もお膳立てする。
9　阿部拓馬　6　
盛田、石原との連係が試合のたびに深まっており、まずまずの働き。
19　盛田剛平　6　
前線で丁寧に落とし続けたが、55分の決定機は頭でヒットし切れず。
［交代出場］
10　クリスティアーノ（FW）　6　
スーパーサブとして途中出場。そのスピードが、相手の脅威となる。
20　キリノ（FW）　5.5　
見せ場はクリスティアーノへのラストパスくらいで、パッとせず。
［監督］
城福　浩　5.5　
主導権は握るが交代策は不発。古巣FC東京戦の初勝利はお預けに。
 
【FC東京】
［GK］
20　権田修一　6　
押し込まれる展開にも、終始冷静に対応。無失点の立役者のひとり。
［DF］
2　徳永悠平　6　
フィジカルの強さは見せたが、敵陣深くへの攻め上がりは自重気味。
3　森重真人　6　
前半は軽いプレーも散見。しかし随所で個の強さも発揮していた。
29　吉本一謙　6　
最後の一線は越えさせない。75分のジャストタックルは見事だった。
6　太田宏介　6　
クロスとタッチラインをなめるような縦パスも、正確性が光った。
［MF］
10　梶山陽平　5.5　
最終ラインへと下がるシーンが目立ち、本領発揮とはならなかった。
7　米本拓司　6　
随所で見せた身体を張った守りは秀逸。前半はミドルで迫力を示す。
38　東　慶悟　5.5　
約３か月ぶりの先発。時間の経過に伴い、狙ったパスを出せていた。
17　河野広貴　5.5　
攻撃で目立ったシーンはなく、自陣に戻っての守備ばかりだった。
［FW］
14　武藤嘉紀　5　
スペースを与えられずに大苦戦。結局、シュート０本に終わった。
39　中島翔哉　5　
移籍後初先発。左右問わずに動き回ったが、効果的ではなかった。
［交代出場］
9　渡邉千真（FW）　5.5　
出場直後は前線でボールを収めたが、それをチームが活かせなかった。
22　羽生直剛（MF）　6　
スペースがないなか、間を取る動きで攻撃を活性化。役割を果たす。
34　野澤英之（MF）　–　
79分から約８か月ぶりのリーグ戦出場も、変化は起こせなかった。
［監督］
マッシモ・フィッカデンティ　5.5　
スピード重視の前線は機能せず。収穫は７試合ぶりの無失点くらい。
 
［試合内容］
約10分おきに主導権が移り替わる展開から、次第に甲府がペースを握り始める。ただ、押し込みながらFC東京守備陣を打ち破ることができない。選手交代を図るも、決定打はなくホーム最終戦はスコアレスドローとなった。