乾貴士が2戦連続スタメンのエイバル、エスパニョールに逆転負けで今シーズン初勝利が遠く…

2019年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

キャプテンの交代で流れが変わり…

2戦連続のスタメン出場を飾った乾。攻守に奮闘したが……。(C) Getty Images

 9月15日に行なわれたラ・リーガ第4節で、乾貴士が所属するエイバルが、今シーズン初のホームゲームでエスパニョールと対戦。前節のアトレティコ・マドリー戦に続いてスタメン出場を果たした乾は、4-4-2の左サイドハーフに入った。
 
 その乾は開始早々に左サイドから、セルジ・エンリクに鋭いクロスを送り込み、チャンスを演出。こぼれ球に詰めたオレジャーナのシュートはDFに惜しくもブロックされる。
 
 その後もエイバルのペースで試合が進むものの、決定機をなかなか作り出せない。41分、乾が起点となった左サイドからのクロスに合わせたS・エンリクのヘッドも、枠を捉えられなかった。
 
 均衡を破ったのは後半に入って58分だった。オレジャーナのFKにCBラミスがバックヘッドで合わせて、ネットを揺らす。
 
 しかし、このキャプテンが76分に負傷でアルバレスと交代すると一気に流れが変わる。その直後に縦パス一本でフェレイラにあっさり同点ゴールを奪われると、その3分後にもアルバレスのパスミスからショートカウンターを浴びて、グラネロに逆転弾を許す。
 
 エスパニョールのCBがイエロー2枚で退場となり、最後は猛攻を仕掛けたものの、崩し切れなかったエイバルは、2戦連続の逆転負け。フル出場の乾は、豊富な運動量で守備でも貢献したものの、チームを今シーズン初勝利に導くことはできなかった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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