【2014 J1寸評・採点|33節】鳥栖対浦和

2014年12月01日 週刊サッカーダイジェスト編集部

鳥栖対浦和

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト12.16号(12月2日発売)より
 
【鳥栖】
[GK]
33 林 彰洋 6.5 
正確なフィードで攻撃の起点に。終盤の連続セーブで同点の布石に。
[DF]
15 丹羽竜平 6 
宇賀神に抜け出された4分の場面以外は、上手くスライドしていた。
36 菊地直哉 5.5 
前半は攻守で存在感を示したが、PK献上と一発退場は痛恨だった。
2 キム・ミンヒョク 6 
前を向いた守備は強い。ただし菊地退場後は背後を取られる脆さも。
13 安田理大 6 
攻め上がる機会は少ないが、守備のバランスを保ち左サイドで奮闘。
[MF]
8 水沼宏太 5.5 
得意のクロスは不発。もっと積極的にミドルを狙っても良かったか。
6 岡本知剛 5.5 
位置取りが良く、根気強くセカンドボールを拾う。前半途中に負傷。
14 藤田直之 6.5 
攻守の切り替えが抜群。CK並のロングスローでも、脅威を与えた。
10 キム・ミヌ 5.5 
固いブロックに阻まれ突破できず。それでも守備面で身体を張った。
22 池田 圭 6 
裏への嗅覚を発揮。豊田の回りを衛星のように動き、決定機に絡む。
[FW]
11 豊田陽平 5.5 
阿部のフィードを潰すなど守備では貢献したが、シュート0は無念。
[交代出場]
28 高橋義希(MF) 5.5 
コンディション不足でのスクランブル発進となるも、及第点の出来。
4 小林久晃(DF) 6.5 
今季初ゴールが、値千金の同点ヘッド。李への粘り強い対応も光る。
29 谷口博之(MF) – 
豊田とともに最前線で起用されるもターゲットになりきれなかった。
[監督]
吉田 恵 6 
退場者の穴を埋める選手交代が結果的に奏功。貴重な勝点1を奪った。
 
【浦和】
[GK]
21 西川周作 6 
ロングボールへの対応や混戦での勇気ある飛び出しで魅せたが……。
[DF]
46 森脇良太 6 
なぜ最後、簡単にCKへ逃げたのか。それまでの好プレーがフイに。
4 那須大亮 6 
キーマンだった豊田にほとんど仕事をさせず、高い集中力を保った。
5 槙野智章 6 
守備に軸足を置いて、水沼の飛び出しに対応。最後はやや引きすぎた。
[MF]
14 平川忠亮 5.5 
試合の拮抗を崩さぬ最低限の仕事をこなしたが攻撃は迫力を欠いた。
22 阿部勇樹 6 
重圧のかかるPKを沈めたが、彼らしからぬ細かなミスが散見した。
16 青木拓矢 5 
マークを外し小林の得点を許す。ヒヤリとするボール逸も目立った。
3 宇賀神友弥 6.5 
右WBに入り、縦パスからPKを演出。交代させなければ良かった。
8 柏木陽介 5.5 
プレスなどで貢献も、勝負どころでミスが相次ぎ、リズムを崩した。
7 梅崎 司 5 
周りを活かすのか、自らを活かすのか、曖昧なまま途中交代となった。
[FW]
20 李 忠成 5.5 
PK獲得後に動きが良化。特大の決定機を二度外したら、勝てない。
[交代出場]
10 マルシオ・リシャルデス(MF) 5.5 
求められたボールキープもままならず、逆にプレスの餌食になった。
26 関根貴大(MF) 5.5 
先制点した後、守備に追われた。ドリブルも高い位置で披露できず。
17 永田 充(DF) – 
パワープレー対策で投入。谷口を抑え、ロングボールを弾き返す。
[監督]
ペトロヴィッチ 6 
宇賀神の右サイドでの起用が当たった。ただ同じパターンで失点に。
 
[試合内容]
互いがロングパスから何度か決定機を作るものの、前半は見せ場が限られた。69分に先制した浦和が逃げ切るかと思われたが、鳥栖はロスタイムに小林のヘッドで追いつく。直後に試合終了の笛が鳴り、痛み分けのドローに終わった。
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