【J1展望】大分×湘南|3戦連続無得点の大分…。攻撃陣が好調の湘南を相手にどう立ち向かうか?

2019年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

大分――前線の組み合わせとオプションは増えたが…

故障者/大分=岩田、ティティパン 湘南=大橋、クリスラン、中川
出場停止/大分=なし 湘南=なし

J1リーグ26節
大分トリニータ - 湘南ベルマーレ
9月14日(土)/18:00/大分市営陸上競技場
 
大分トリニータ
今季成績(25節終了時):8位 勝点36 9勝9分7敗 27得点・23失点
 
【最新チーム事情】
●6試合未勝利、3試合連続無得点
●代表戦で負傷した岩田、ティティパンが離脱
●ラグビーワールドカップのためホームスタジアムが2試合変更
 
【担当記者の視点】
 代表戦によるリーグ2週間の中断を活用し、最初の1週間はコンディション調整に充て、残りの時間を湘南対策に時間を割いた。3試合連続無得点だが、片野坂監督は「チャンスは作れている。あとは決め切るかどうか」と悲壮感はない。長期離脱の伊佐が前節の松本戦で復帰し、切り札となり得る小林成も試合に使える目処が立ち、前線の組み合わせとオプションは増えた。
 
 ただ、代表に招集された岩田とティティパンが負傷して帰国。前線の駒は揃っているが、最終ラインの岩田の穴を埋める作業は難しい。ウイングバックの松本との連携で右サイドを崩す攻撃が大分の持ち味なだけに、岩田の離脱は攻撃のパワーダウンに繋がりかねない。代役となる岡野の守備力は安定しており、攻撃で積み上げた成果を発揮できれば、チームの新たな武器となる。

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