C・ロナウドは圧巻の約39億円! 冨安健洋は? 伊紙がセリエA全選手の年俸を公開!”高額報酬イレブン”の顔ぶれは?

2019年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

上位をユベントスが席捲

左からインテルに加入したルカク、ユベントスに新加入したデリフト。そして、C・ロナウドとパウロ・ディバラ。 (C) Getty Image

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は9月10日、リーグ全20チームの各選手のサラリーを報じた。総人件費は13億6000万ユーロ(約1700億円)で、過去最高額となっている。

 総サラリーは11億2900万ユーロ(約1411億3000万円)と初めて10億ユーロ(約1250億円)の大台を突破。特にビッグクラブの人件費は右肩上がりだ。

 中でも群を抜いているのが、8年連続優勝中の王者ユベントス。総額2億9400万ユーロは、2位インテルに2倍以上の差をつけている。上位クラブのランキングは以下のとおりだ。

1位 ユベントス 2億9400万ユーロ(約367億5000万円)
2位 インテル  1億3900万ユーロ(約173億8000万円)
3位 ローマ   1億2500万ユーロ(約156億3000万円)
4位 ミラン   1億1500万ユーロ(約143億8000万円)
5位 ナポリ   1億300万ユーロ(約128億8000万円)

 なお、冨安健洋が所属するボローニャは、総額4100万ユーロ(約51億3000万円)で10位。冨安の年俸は60万ユーロ(約7500万円)で、23選手中16位だった。チーム最高額は、マッティア・デストロの200万ユーロ(約2億5000万円)となっている。

 個人では、C・ロナウドが3100万ユーロ(約38億8000万円)と2位マタイス・デリフトの800万ユーロ(約10億円)に約4倍の差をつけて独走。3位タイはゴンサロ・イグアインとロメル・ルカクの750万ユーロ(約9億4000万円)、パウロ・ディバラが730万ユーロ(約9億1000万円)で続く。

 ユベントスは27人中10人が600万ユーロ(約7億5000万円)以上のサラリーを手にしているということになる。だが、他クラブでこの数字をクリアしているのは、インテル(ルカク)とミラン(ジャンルイジ・ドンナルンマ)、ナポリ(カリドゥ・クリバリ)にひとりずついるだけだ。

 また、『Gazzetta dello Sport』は、このデータを基に「高額報酬イレブン」を選出。そのメンバーは以下の通りだ。

GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)600万ユーロ(約7億5000万円)

DF
マタイス・デリフト(ユベントス)  800万ユーロ(約10億円)
レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) 550万ユーロ(約6億9000万円)
カリドゥ・クリバリ(ナポリ)    600万ユーロ(約7億5000万円)

MF
アレクシス・サンチェス(インテル) 500万ユーロ(約6億3000万円)
アーロン・ラムジー(ユベントス)  700万ユーロ(約8億8000万円)
アドリアン・ラビオ(ユベントス)  700万ユーロ(約8億8000万円)
ドグラス・コスタ(ユベントス)   600万ユーロ(約7億5000万円)

FW
パウロ・ディバラ(ユベントス)   730万ユーロ(約9億1000万円)
ロメル・ルカク(インテル)     750万ユーロ(約9億4000万円)
クリスチアーノ・ロナウド(ユベントス)3100万ユーロ(約38億8000万円)

 ベストイレブン中7人がユベントスの選手とあり、今シーズンも優勝候補に挙げられる条件は揃っている。盤石な王者に対し、2選手を輩出したインテル、クリバリを擁するナポリは、覇権を奪うことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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