「ザルツブルクでのゴールでは飽き足らないようだ」オーストリア・メディアが、日本代表でみせた南野拓実の連続ゴールに感嘆!!

2019年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「南野の上昇気流は続いている」

パラグアイ戦、ミャンマー戦で1ゴール。森保ジャパンでのスコアポイントを7G4Aに伸ばした。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[カタール・ワールドカップ・アジア2次予選]ミャンマー0-2日本/9月10日/トゥウンナ・スタジアム

 日本代表のカタール・ワールドカップ・アジア2次予選の初戦、ミャンマー戦に先発で出場した南野拓実は、中島翔哉の先制ゴールが決まった10分後、堂安律のクロスに合わせて頭で押し込み、2点目を奪取した。

 現在オーストリア・ブンデスリーガのレッドブル・ザルツブルクに所属する南野の活躍を、同国メディアも称賛している。

 南野は現在まで、所属チームのリーグ戦5試合で3ゴール・2アシストと波に乗る(カップ戦を含めると6試合で4G4A)。いまやリーグ7連覇を目指す同クラブに欠かせないスコアラーとして期待を寄せられる存在だ。

 そんな南野の躍動ぶりを、米スポーツ専門チャンネル「Fox Sports」オーストリア版は、「ミナミノはザルツブルクの勝利に貢献するだけでは飽き足らないようだ! ワールドカップ予選のミャンマー戦で日本の勝利にゴールで貢献。先日行なわれたテストマッチのパラグアイ戦に続く連続ゴールをもたらした」と称えた。

 また、現地局「LAOLA1」も「"ブルズ軍団"(ザルツブルクの愛称)のひとり、南野の上昇気流は日本代表でも続いている。ミャンマーとのアウェー試合で代表チームに貴重なゴールを提供し、勝利を引き寄せた。南野が決めた2点目のゴールは、日本の素晴らしい守備から生まれた」と報じている。

 そんな好調を維持する南野が次に挑むのは、自身にとって、そしてクラブにとって初となるチャンピオンズ・リーグへの参戦だ。

 ザルツブルクは、現地時間9月14日に行なわれるリーグ戦第6節TSV ハルトベルク戦を終えた3日後、CLグループリーグ第1節ヘンク戦に挑むことになる。ベルギーリーグ王者のヘンクには日本代表の伊東純也が所属しており、順当にいけばCLでの日本人対決が実現する見込み。また、同じグループEに振り分けられたプレミアリーグのリバプール、イタリア・セリエAのナポリといった強豪クラブとの対戦も控えている。

 南野は、昨季に参加したヨーロッパリーグでは、日本人初のハットトリックを含む、4G2Aという記録を残した。日本代表の9番は、欧州最高の舞台でもその力を発揮することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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