“エムバペ以上”が続々! 英メディアがピックアップした「躍動するワンダーボーイ」に 日本から選出されたのは…?

2019年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「将来の成功を約束」と高く評価された日本人は…

(右から半時計回りに)サンチョ、クアメ、アウアー、エムバペ、ムキエレ。 開幕から結果を残しているヤングタレントだ。(C) Getty Images

 英メディア『talkSPORT』が、今シーズンの欧州サッカーシーンで目覚ましい活躍を見せている20代前後のヤングスターを紹介している。

「この世代ではパリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペが飛び抜けた存在だったが、ポール・ポグパの代わりにフランス代表に招集されたマテオ・ゲンドゥジはノースロンドン・ダービーで活躍。ほかにも"ワンダーボーイ"たちがリーグを席巻している。その活躍ぶりは数字が示すとおりだ。チームの柱となり、今後も世界に羽ばたく彼らは、注目すべき存在だ」

 選出の基準は、欧州主要リーグの個人採点を掲載しているウェブサイト『WhoScored.com』の今シーズンここまでの平均レーティングだ。エムバペやゲンドゥジともに、今夏にボローニャに新加入した冨安健洋が選出されている。

 10点満点中7.36のスコアを獲得して10位にランクインした冨安については、こう評されている。

「すでに母国ではスター選手のDFは、日本からベルギーのシント=トロイデンに渡り、ボローニャにやってきた。20歳の若者は、たった2~3試合ですでにセリエAでの将来の成功を約束する活躍を見せている」

 1位には、ブンデスリーガ3試合で2ゴール・3アシストという鮮烈な結果を残し、8.28点を獲得したドルトムントの19歳、ジェイドン・サンチョ。すでにイングランド代表にも定着しつつある逸材だ。

 セリエAの開幕節で2ゴールを記録したジェノアの21歳のストライカー、クリスティアン・コアメが7.74点で2位で続き、3位は7.67点で、リヨンのMFウセム・アウアーがランクインしている。エムバペは7.57点で、5位だった。

 開幕してまだ数試合とはいえ、欧州で主力として活躍する、並み居る俊英たちに混じって高い評価を受けた冨安。かつて日本代表監督を務めたアルベルト・ザッケローニ氏も「素晴らしい逸材。吉田麻也に匹敵する」と高評価した成長著しい日本代表DFへの期待は高まるばかりだ。

『WhoScored.com』の平均採点ランキングTOP20は次の通り。

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