「まさにプロフェッショナル!」海外メディアの名物記者はミャンマー戦の日本代表をどう見た?

2019年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半はノーゴールに終わるも「ポジティブな印象」

チーム2点目を決めて笑顔を見せる南野。にわかにゴールラッシュの予感が漂ったが……。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 攻めあぐんだものの、危なげなく3ポイントを勝ち取った。

 現地9月10日にミャンマーの首都ヤンゴンで行なわれたワールドカップ・アジア2次予選、ミャンマー代表対日本代表戦。土砂降りの雨とデコボコのピッチに苦しみながらも、森保ジャパンは中島、南野ゴールで前半のうちに2点のリードを奪った。だが後半は疲労もあってか運動量が落ち、チャンスは得たもののフィニッシュ精度を欠き、なかなか追加点を決められない。結局試合は2-0で終了し、期待されたゴールラッシュは果たせなかった。

 この一戦を速報でレポートしたのが、米ネットワーク『Fox Sports』アジア版だ。名物記者のガブリエル・タン氏は次のように論じ、好意的な見解を示している。

「日本は冷静な試合運びを見せ、ホームのミャンマーに(今予選で)2度目の敗北を与えた。ナカジマとミナミノのゴールで試合を俄然優位に進めると、サムライブルーはほとんど危険を冒すことなく確実に勝利を掴みにいった。これからの長い戦いを見越して、(2連勝の)タジキスタンに次ぐ2位で良しと判断したのだろう。まさにプロフェッショナルな戦いぶりで、ポジティブな印象を残すゲームとなった」

 かたや2連敗と苦しいスタートとなったミャンマー代表に対しては、「(前節の)モンゴル戦のショッキングな黒星を引きずっていた。早急な立て直しが不可欠だ」と評している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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