U-18日本代表がスペイン遠征最終戦に勝利!DF馬場晴也は「守備の連動が甘い」と課題を挙げる

2019年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

3勝1分の無敗でスペイン遠征を終える

スコットランド戦に勝利し、4戦無敗でスペイン遠征を終えたU-18日本代表。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 9月2日から11日にかけて、スペイン遠征に臨んでいるU-18日本代表は、現地時間9日に、第4戦目となるU-18スコットランド代表戦に挑み、U-19アジア選手権予選前、最後の試合を3-2の勝利で飾った。

 勝ってアジア選手権に向けて弾みをつけたい日本は、開始わずか2分に植中朝日のゴールで幸先良く先制すると、19分には小田裕太郎が追加点を挙げる。しかし39分にPKで1点を返され、2-1で前半を折り返した。後半、積極的に前に仕掛ける日本は、55分に櫻川ソロモンがクロスに対しボレーで合わせて再び2点をリード。68分にまたしてもPKで失点したものの最後まで逃げ切った。
 
 試合後に日本サッカー協会を通じてDF馬場晴也(東京Vユース)が試合を振り返った。
 
「本日の試合は、前半2点目を取るまでは自分たちのペースで試合を運べていましたが、そこから簡単なパスミスや守備の連動が甘く、相手にペースを握られてしまいました。ハーフタイムでお互いが話し合い、後半はテンポ良くボールが回り、良い形で攻撃を仕掛けて結果として勝つことができて良かったと思います」
 
 また今回のスペイン遠征については、「試合運びの部分で時間帯や点差などを考えて全体を効率的に動かせるようにやらないといけないと感じました。AFC U-19選手権予選に向けて、メンバーに入るためにこれまでの遠征で出た課題を忘れずに所属チームに帰っても常に高い意識をもってやっていきたいです」と課題をしっかりとクラブに持ち帰り、自身の糧にしたいとした。
 
 U-18日本代表は初戦のスコットランド戦に1-1のドロー、2戦目は強敵スペインを相手に1-0のウノゼロ勝利。第3戦は地元クラブであるカロサ・デポルティーバとの一戦に臨み、4-0の快勝を収めている。この結果、スペイン遠征を3勝1分の無敗で終え、この勢いのまま、10月末にベトナムで行なわれるU-19アジア選手権予選に挑む。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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