「ドイツ史上最高の一人ではないが…」ポドルスキも選出! 英誌が“クラブよりも代表で輝いた選手たち”に脚光

2019年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツでの戦績は凄まじいポドルスキ

5年前にはブラジルで世界の頂点に立つなど、ポドルスキの代表での活躍ぶりは圧倒的だ。 (C) Getty Images

 クラブで圧倒的な活躍を見せているわけではないものの、代表では強烈なインパクトを残す――そんな選手は少なくない。

 英誌『Four Four Two』は9月9日、これまでに代表チームにおいて目覚ましい活躍してきた選手にスポットライトを当てた。

 そのなかで一番手にあげられたのが、現在ヴィッセル神戸でプレーするルーカス・ポドルスキだった。

 過去にバイエルンやアーセナル、インテルといった欧州の強豪でプレーしてきたポドルスキ。記事では、「完全な失敗だったわけではないかもしれない」としつつ、クラブキャリアは成功と呼べるものではなかったという見解を示した。

 また、『Four Four Two』は、地元ケルンでポドルスキが「レジェンド」だとしたうえで、「クラブでのキャリアから評価すれば、ドイツの歴史上最高の選手のひとりと考えるには値しないのは確か」と断じている。

 だが、ポドルスキは、ドイツ代表ではローター・マテウス、ミロスラフ・クローゼに続くドイツ歴代3位の130キャップを記録。さらに通算得点では、49点とクローゼやゲルト・ミュラーに続いて歴代3位の数字を残している。

 ゆえに同誌は、ヨアヒム・レーブ監督が高く評価したポドルスキについて、「ドイツ代表における重要なジョーカーだった」と表現し、2014年のブラジル・ワールドカップで覇者となったことも強調している。ちなみにドイツは、ポドルスキが代表から引退した2018年のロシア・ワールドカップで、ドグループステージ敗退に終わっている。

 なお、同特集では、そのほかに、チリのエドゥアルド・バルガスとマウリシオ・イスラ、ギリシャのアンゲロス・ハリステアス、クロアチアのアリョーシャ・アサノビッチ、イタリアのファビオ・グロッソ、スウェーデンのアンデシュ・スヴェンソン、ガーナのアサモア・ギャン、そしてアルゼンチンのセルヒオ・ロメロがリストアップされている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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