無所属の日本代表MF小林祐希、ベルギー1部のワースラント=ベベレンと契約へ。現地紙が報じる!

2019年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベルギーでプレーする11人目の日本人選手となるか

3月の日本代表戦に招集された小林。どうやら今季はベルギーでプレーすることになるようだ。 (C) Getty Images

 日本代表MFの小林祐希の新天地が、ベルギーに決まったようだ。現地紙『Het Laatste Nieuws』が報じている。

 小林は6月末でオランダ1部のヘーレンフェーンとの契約を満了。いったん日本に戻り、古巣のジュビロ磐田の練習に参加するなど、調整を続けながら移籍先を探していた。そんななか、今月5日に、日本を旅立ったことを自身のSNSで報告し、動向が注目されていた。

 新天地とされているのは、ベルギー1部のワースラント=ベベレンだ。『Het Laatste Nieuws』によれば、小林はすでに現地入りしており、金曜日にメディカルチェック等を済ませ、クラブと複数年契約を結ぶ見込みだという。

 ヘーレンフェーンではコンスタントに出場機会を得ていたものの、3月末に18-19シーズンいっぱいでの退団を表明。クラブ側の事情として、現地では「能力は評価できるが、EU外選手であるうえ給料が高く、契約更新が難しい」と報じられた。

 その後、本人の意向もありヨーロッパでの新天地探しが続いていた。

 ベベレンには、2017-18シーズンに森岡亮太(現シャルルロワ)が在籍していた。「日本人選手の能力に対する評価は高く、小林は即戦力として期待されている」(『Het Laatste Nieuws』)という。

 現在ベルギーでプレーしている日本人選手は、GKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨、MF伊藤達哉(いずれもシント=トロイデン)、三好康児(アントワープ)ら初挑戦組を加えて10人にのぼる。

 小林の契約が順調に進めば、11人目の日本人選手が誕生することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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