【長友佑都の本音】「先制点のクロスを狙い通りと言ったら叩かれる。完全にキックミス。でも…」

2019年09月05日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

クロスの先にいたのが「大迫で良かった」

大迫のゴールをアシストした長友。ミックスゾーンではどんな感想を? 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2019年9月5日、カシマサッカースタジアムで行なわれたパラグアイとの親善試合は日本が2-0で勝利という結果に終わった。
 
 立ち上がりからペースを掴んだ日本は23分に長友のクロスから大迫が左足で押し込んだゴールで先制すると、続く30分には酒井のクロスに南野が合わせたシュートで加点。終盤はパラグアイに押し込まれる時間帯もあったが、無失点のまま逃げ切った。
 
 「良い試合ができた。右も左も幅を使いながら良いサッカーができた」と話した長友は1アシストをマーク。DFに当たってのクロスだったが、大迫のゴールに絡んだ働きは評価に値した。そんな彼に「あのクロスは狙い通りだったか?」と訊くと、すかさずこう返された。
 
 
「あれを狙い通りといったら(メディアに)叩かれるんでね(笑)。完全にキックミスですよ。でも敵に当たって良いボールになるってことは、『長友、持ってるな』と」
 
 そう記者団の笑いを誘った長友は、「あそこにいたのが大迫で良かった」ともコメントしていた。
 
「(あのクロスに合わせるのは)なかなか難しいですよ。大迫様様ですよ。あれって、アシストはついているんですか?」
 
 そうメディアに逆質問すると、そこにいた多くの記者たちが一斉に「もちろん、ついてますよ‼」と回答。「そうですか、良かった」と言ったあとに見せた長友の笑顔がなんとも印象的だった。
 
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集長)

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