福岡が東京五輪世代の神戸SB初瀬亮を期限付きで獲得!初のJ2へ「たくましくなって帰ってきます」と復帰を約束

2019年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

2017年にはA代表にも選出。経験豊富な22歳だ

神戸から期限付き移籍で福岡に加入した初瀬。写真:徳原隆元

 J2のアビスパ福岡は9月5日、ヴィッセル神戸より初瀬亮を期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 初瀬はガンバ大阪アカデミー出身で、東京五輪世代の22歳。2016年にトップ昇格を果たし、初年度はJ1出場5試合にとどまったものの、G大阪U-23の一員として挑んだJ3では15試合に出場した。翌年からは両SBやインサイドハーフなど複数のポジションをこなす、マルチロールぶりを発揮し、リーグ戦19試合に出場。また国内組のみで構成されたE-1選手権の日本代表メンバーに招集されるなど、一躍注目を浴びた。

 今季からは関西のライバルクラブである神戸に完全移籍し、イニエスタ、ビジャなど世界的選手とともにプレーした。コンスタントに出場機会を得ていたものの、8月10日の大分トリニータ戦以降、ベンチ外の状況が続いていた。
 
 初瀬は、福岡の公式サイトで「ヴィッセル神戸から育成型期限付きで加入することになりました。初瀬亮です。残留に向けて全力で頑張りますので宜しくお願いします」と挨拶。
 
 また神戸を通じては、「アビスパ福岡に育成型期限付き移籍することになりました。いつも応援してくださるヴィッセル神戸のファンの皆さまには感謝しております。たくましくなって帰ってきます。引き続き、応援よろしくお願いします」とコメントし、復帰を約束した。
 
 A代表、年代別代代表への招集、ACL出場など22歳にして多くの経験を積んできた初瀬。新たなチャレンジとなるJ2の舞台で輝きを放てるか、注目だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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