STVVが豊川雄太を擁するオイペンに勝利! 鈴木優磨が待望のベルギーデビューを飾る

2019年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

84分からピッチに登場

背番号「9」のユニホームで本格的に復帰した鈴木。公式戦でベルギーデビューを飾った。 (C) STVV

 現地時間8月31日、ベルギーリーグの第6節が行なわれ、シント=トロイデンはオイペンとアウェーで対戦し、2-0で勝利した。

 STVVはGKシュミット・ダニエルが先発、鈴木優磨がベンチ入り。伊藤達哉はベンチ外だった。オイペンの豊川雄太も先発し、日本人対決が実現している。

 試合は、前半からSTVVとオイペンが一進一退の展開を繰り広げる。26分、36分と立て続けにSTVVのミスからピンチを迎えるが、失点は免れる。流れがホームチームに傾きかけていた40分、ヨアン・ボリが自ら持ち込み先制点を挙げ、一気に悪い流れを断ち切った。

 59分にもボリがゴールを奪い、STVVが2点のリードを奪う。しかし、時間が経過するにつれ、少しずつオイペンが攻勢を強め、STVVは守備に追われる展開に。

 追い込まれる展開が続いた84分、アレクサンドル・デ・ブレインとの交代で鈴木がピッチに送られる。ベルギーデビューを飾った鈴木は、入るなり味方からのパスに反応してゴール前に走り込んでGK1対1の場面を迎えたが、あと一歩届かず。シュートには至らなかった。

 その後もオイペンが猛攻を仕掛け、後半に与えられたアディショナルタイム6分間、豊川がゴール前で好機を迎えるなど見せ場を作ったが、シュミットや最終ラインのテイシェイラが踏ん張り、2試合連続のクリーンシートを達成した。

 試合はこのまま終了し、STVVは3試合ぶりの勝利をあげている。オイペンは未だリーグ戦での勝利が遠いままとなった。

 次節は代表ウィークを挟み、9月13日にワースランド・ベヘレンと対戦する。

 STVVはこの期間で、今回デビューした鈴木のほか、先日加入が発表された伊藤達哉、韓国代表FWのイ・スンウらが本格的に合流する見込み。シーズンスタートには苦しんだが、今後のチーム作りに注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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