【2014 J1寸評・採点|32節】仙台対C大阪

2014年11月25日 週刊サッカーダイジェスト編集部

仙台対C大阪

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト12.9号(11月26日発売)より
 
【仙台】
[GK]
21 関 憲太郎 5.5 
弾いたところを押し込まれるなど、懸命なセーブも及ばず3失点。
[DF]
25 菅井直樹 5 
同サイドの楠神、丸橋の勢いに手を焼いて劣勢の時間帯が長かった。
2 鎌田次郎 5 
致命的なパスミスや、永井に競り負け失点を許すなど低評価は免れない。
29 上本大海 5.5 
1対1を止め切れず押し込まれる場面も。カバーリングはまずまず。
5 石川直樹 5.5 
62分にカウンターで飛び出したが、太田へのラストパスは止められる。
[MF]
11 太田吉彰 5 
精力的に動き相手の嫌がるプレーを見せるも、パスの精度が低く流れを切る。
17 富田晋伍(MF) 6 
エリア内で何度もピンチを救う。状況を見たポジショニングも的確。
10 梁 勇基 6 
守備に奔走も機を見た攻め上がりからのボレーや2アシストで貢献。
8 野沢拓也 6 
勢いを与える先制弾。守備はやや不安も、意図のあるパスが光った。
[FW]
24 赤嶺真吾 6 
CKをヘッドで押し込み1得点。ファウルを誘う競り合いの技術も。
18 ウイルソン 5.5 
持ち前の突破力で好機を演出も、徐々に存在感をなくしていった。
[交代出場]
19 武藤雄樹(MF) 5.5 
泥臭くボールに食らいつきFKを得る。それ以外は平均以下だった。
34 ハモン・ロペス(FW) 6 
ワンチャンスを活かし、左足を振り抜いてチーム3点目を叩き込む。
36 村上和弘(DF) - 
短い出場時間のなかでも、アグレッシブさを前面に押し出して奮闘。
[監督]
渡邉 晋 5.5 
我慢を強いられる展開にも焦れなかったが、最後の詰めが甘かった。
 
【C大阪】
[GK]
21 キム・ジンヒョン 5.5 
3失点も反応はできていただけに、せめてひとつは止めたかった。
3 染谷悠太 5.5 
赤嶺のヘッドを防げず。ただ決定的なピンチを阻止する好プレーも。
14 丸橋祐介 6 
楠神との好連係で左サイドを崩す。FKやミドルでも見せ場を作る。
17 酒本憲幸 5.5 
高い位置取りで攻撃に厚みをもたらす。決定的な仕事を増やしたい。
23 山下達也 5.5 
序盤は相手の勢いに押されたものの、後半は安定感を取り戻した。
【MF】
2 扇原貴宏 6 
両サイドを上手く活かすパスワーク。タメの作り方も絶妙だった。
5 長谷川アーリアジャスール 5.5 
テンポよくボールを動かす潤滑油の役割はこなすも、パスミスが散見。
11 楠神順平 6.5 
積極果敢な仕掛けで攻撃をリード。ボランチとの関係性もよかった。
20 杉本健勇 6.5 
こぼれ球を押し込んで1得点。クロスで永井の同点弾もアシスト。
[FW]
9 永井 龍 6 
幅広い動きで前線を活性化し、巧みなヘッドでネットを揺らした。
13 南野拓実 6 
要所でプレーに絡み、3人目の動きや単独突破などで活躍を見せた。
[交代出場]
33 カカウ(FW) 6.5 
勝点1をもたらす強烈な右足ミドル。ワンプレーでチームを救った。
[監督]
大熊裕司 5.5 
主導権を握ることに成功。フィニッシュワークでひと工夫が欲しい。
 
[試合内容]
仙台が幸先良く2点のリードを奪う展開も、追いかけるC大阪は前半のうちに1点を返し、72分に永井の得点で試合を振り出しに戻す。その後、両者とも1点ずつを加え、残留を争うライバル同士の対戦は勝点1を分け合う結果に。
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