【J1展望】松本×大分|前回対戦は敵地で松本が制した昇格組対決。初の連勝で降格圏脱出の一歩とできるか

2019年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本――パウリーニョ不在の中盤の構成はいかに

故障者/松本=エドゥアルド、米原、安東、服部 大分=小林成、後藤
出場停止/松本=パウリーニョ 大分=なし

J1リーグ25
松本山雅FC - 大分トリニータ
8月31日(土)/19:00/サンプロアルウィン
 
松本山雅FC
今季成績(24節終了時):17位 勝点23 5勝8分11敗 15得点・29失点
 
【最新チーム事情】
●前節はJ1で初めての逆転勝ち。11試合ぶりの白星。
●パウリーニョが出場停止。ボランチ陣の状態が気がかり。
●大分との前回対戦時は1−0勝利。ダブル達成と初の連勝を狙う。
 
【担当記者の視点】
 前節の松本はアウェーで浦和に2-1と逆転勝ちを収め、実に11試合ぶりとなる白星を挙げた。得点はいずれも流れの中から、クロスに合わせて決めた形。ゴール欠乏症とみられて久しいが、ここに来て改善の兆しが見て取れるのは好材料と言えるだろう。

 ただ、今節はパウリーニョが出場停止。安東と米原は離脱しているほか藤田も状態が万全ではないことなどから、宮阪と山本真のコンビで臨む可能性も。ディフェンスには不安が残るものの、ボールを持てば展開力には期待できるだろう。

 大分とは2節で対戦しており、当時は相手をシュート1本に抑えてシーズン初勝利を挙げた。スコアこそ1−0だったが、「完勝」と呼ぶのにふさわしい白星。試合を重ねて互いの立場は逆転したが、この一戦で連勝を飾れば降格圏脱出へ向けて、さらなる浮上のきっかけを掴めるだろう。

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