「日本のクラブになにを恐れるのか!」浦和戦ドローの上海上港を中国メディアが辛辣批評!

2019年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「腰の引けた戦いぶりだ」と指揮官をバッサリ

浦和戦がACLデビューとなったアルナウトビッチ(右端)は不発に終わる。フッキを欠く第2レグでチームを勝利に導けるか。(C)Getty Images

 火曜日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝、上海上港対浦和レッズの第1レグは2-2のドローに終わった。
 
 浦和は開始3分に幸先良く槙野智章が先制点を挙げると、その後は上海上港が誇るフッキ、オスカール、マルコ・アルナウトビッチの攻撃トリオを巧みに封じ、30分には長澤和輝のパスに呼応した興梠慎三が抜け出して、リードを2点に拡げた。
 
 しかし、後半は一転してホームの上海上港が猛攻を仕掛ける。48分にフッキがPKを決めて1点を返すと、71分にもふたたびハンドでPKを得て、フッキが落ち着いてゴールに蹴り込んだ。
 
 浦和にとっては勝ち試合をドローに持ち込まれた印象こそあるものの、3週間後にホーム・埼スタで戦う第2レグに向けて、ふたつのアウェーゴールを奪取したのは小さくないアドバンテージだ。浦和は勝利すれば文句なしで、0-0か1-1でもベスト4進出を確定できる。
 
 今回の上海決戦を辛辣にレポートしたのが、地元・中国の全国スポーツ紙『新浪体育』だ。「上港にとってはまさに冷や汗もののドロー。また同じ轍を踏んだ」と銘打ち、次のように論じている。
 
「(上海上港の)ビトール・ペレイラ監督はなんとも慎重な戦い方を選択したものだ。ホームゲームで積極的に仕掛けなければならないところを、5バックの腰が引けた戦術を採用して、攻撃はオスカール、フッキ、アルナウトビッチにお任せのチグハグなサッカーを展開した。前半は目も当てられない出来で、ほとんど浦和の脅威となれなかったのだ。

 後半は開き直って攻めに攻めて、第2レグに繋がる戦いを見せたものの、これでは全北現代戦(ラウンド・オブ16)と同じではないか。ホームでの第1レグで1-1と引き分けて苦境に立たされ、第2レグも大いに苦しんだ挙句にかろうじてPK戦で勝利を掴んだ。韓国チームは窒息させるほどの圧力を掛けてきたが、日本チームはそれほどではなかっただろう。なにを恐れて戦っていたのか、まったく理解に苦しむところだ」

 
 第2レグで上海上港は、エースのフッキを累積警告で欠く。同紙は「アルナウトビッチが今日のような内容では、オスカールがアシストだけでなく点も取らなければならないだろう」と皮肉りつつも、最後は「いま一度、全北戦の再現を期待しよう。彼らにできないはずがない!」と発破をかけた。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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