大迫勇也が今季ブンデス初ゴールもブレーメンは2連敗…。ホッフェンハイムとの打ち合いを落とす

2019年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

大迫のシュートから生まれたゴールはVARで無効に

好守によく顔を出していた大迫。チームの敗北を救うゴールかと思われたが…。 (C) Getty Images

 現地時間8月24日、ブンデスリーガ第2節が行なわれ、ブレーメンはホッフェンハイムとのアウェー戦に臨み、2-3で敗れた。

 大迫は4-3-3のトップ左で先発。試合開始直後から、CFに入ったニクラス・フュルクルクと、トップ右に入ったヨハネス・エッゲシュタインとともにホッフェンハイムのエリアへと襲い掛かる。

 勢いを見せたブレーメンが主導権を握り、試合を進めるかと思いきや、17分にはCBエメル・トブラクがグが負傷退場。いきなりメンバー交代を強いられ、リズムを失うが、42分にセットプレーからフュルクルクが頭で合わせ、1点をリードする。

 だが、前半の劣勢が嘘のように、後半はホッフェンハイムが躍動する。54分、エルミン・ピチャクチッチに同点ゴールを決められると、59分には自陣のミスからイラス・ベブに1点を許し、1-2と追う立場になる。

 そんななか、73分に右サイドから走り込んだマキシミリアン・エッゲシュタインのクロスから大迫がシュートを放ち、GKが弾いたところをフュルクルクが押し込み、同点に追いつく。しかしこれはフュルクルクが頭でボールを確保した際の動きが、VARでハンドと判断されてしまい、無効となる。

 直後の77分にはJ・エッゲシュタインが今日2枚目のイエローカードで退場処分に。1点を追うブレーメンは苦境に追い込まれる。

 ひとり少ない状況で迎えた81分、ホッフェンハイム陣内でボールを奪ったダフィ・クラーセンが、ゴール前にフリーで走り込んだ大迫にすかさずパス。DF2枚をかわしながら大迫が右足を振り抜いて、ゴール右隅に蹴り込んだ。

 今季初ゴールを決めた大迫は、ゴールに喜んだあとに足を攣った様子でピッチに座り込み、一度は立ち上がってプレーを続行するも、86分にマルティン・ハルニクと交代。ブレーメンは87分、またしてもセットプレーからレオナルド・ビッテンコートに1点を許し、逆転を許してしまう。

 試合はそのまま2-3で終了。リーグ戦初勝利を挙げたホッフェンハイムに対し、ブレーメンはリーグ2敗目を喫した。次節、ブレーメンは8月31日にアウクスブルクとホームで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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