シュート22本を放ち無得点も、広島は10戦無敗! 粘り強く耐え抜いた大分と勝点を分け合う

2019年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

両ベンチとも積極的に動くものの、ゴールは奪えなかった…

持ち前のドリブルから放たれた柏好文のシュートも、大分は身体を張って防いだ。写真:徳原隆元

 8月24日、J1リーグ24節の6試合が開催された。エディオンスタジアム広島で行なわれた、サンフレッチェ広島対大分トリニータの一戦は、0-0の引き分けに終わった。
 
 前半は両チーム持ち味を出し、チャンスを作るものの、守備陣の奮闘もあって0-0で折り返す。

 後半立ち上がり、大分の前線からのプレスがハマり、GKの大迫敬介のパスミスで決定的な場面を迎えるも、シュートが撃てず。
 
 その後はホーム広島が押し込む展開になるものの、集中を切らさない大分が粘り強く守る。

 膠着した流れを変えるため、両ベンチとも積極的に動き、広島は57分に東俊希に代えて青山敏弘を投入。さらに66分にはドウグラス・ヴィエイラに代えてレアンドロ・ペレイラ、78分にハイネルに代えてサロモンソンを入れ攻撃の活性化を図る。

 対する大分も65分に小塚和季に代えて三平和司。73分に嶋田慎太郎に代え星雄次、86分に前田凌佑に代え長谷川雄志を入れ広島から流れを引き戻そうとする。
 
 高いインテンシティーを維持し、終盤には両チームともゴール前に詰めるオープンな展開になるものの、身体を張ってこれを防ぐと最後まで双方のゴールが割られることなく、0-0の引き分けで試合を終えた。
 
 この結果、広島は勝点40で順位は5位に下がったものの、首位FC東京も引き分けたため、勝点差は9と変わらず。大分は勝点35で8位をキープした。
 
 広島は勝ち切れなかったものの、10戦負け無しで、クラブ史上2番目に長い無敗記録を継続。優勝した2015年の11戦負け無しまであと一つとした。
 
 次回のJリーグ第25節は、8月30日(金)~9月1日(日)に全9試合が開催される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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