「一緒に食事したことはないけど…」C・ロナウド、メッシとのライバル関係について語る!

2019年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最高のライバル関係だと思っている」

2015年のバロンドール授賞式で席を並べたC・ロナウドとメッシ。 (C) Getty Images

 クリスチアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ。昨年、クロアチア代表のルカ・モドリッチが手にするまで、世界最優秀選手に贈られる「バロンドール」(2010~15年はFIFAバロンドール)を10年間分け合い、ともに歴代最多の5度ずつ受賞している最強のライバルだ。

 現在はスペインのラ・リーガとイタリアのセリエAで活躍中のふたりだが、先日、ポルトガルのテレビ番組『TV1』に出演したC・ロナウドが、メッシについて語った。スペイン紙『AS』などが報じている。

 ポルトガル代表のスーパースターは、往年のライバルについて、こうコメントしている。

「彼とは、最高のライバル関係を築くことができていると思う。これまでにプレーしてきた15年間を思えば、僕をよりいい選手に成長させてくれた存在といえるだろう。

 僕自身もレオにそういう影響を与えられていたんじゃないかな。僕はレオのキャリアを称賛しているし、感嘆している。僕がラ・リーガを去ることを『残念』と惜しんでくれたのは、良いライバル関係だったからだったからだと思う」

 そして、こう続けている。

「どんなスポーツでも、良いライバルがいるというのは大切なことじゃないか? F1のアイルトン・セナとアラン・プロストの関係、バスケットではマイケル・ジョーダンと数名のライバルたち。ただ、勝負の場ではライバルでも、それ以外では何のしがらみもないし、普段の付き合いまで問題があるわけじゃない」

 そのメッシとの関係について、こんな言葉も口にしている。

「たしかに、今まで彼と一緒に食事をしたことはない。でも、この先ずっと一緒に食事に行かないなんて保証はない。何が起きるか分からないのが未来だ。僕らは友達にだってなれるさ。彼はアルゼンチン出身で、僕のパートナーも同じ出身地だからね」

 スポーツ界でも屈指のライバル関係を築き、30代になったいまもトップに君臨し続けているC・ロナウドとメッシ。はたして、ふたりがともに食事に行く日は訪れるのだろうか……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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