「クボは候補のひとりだったが…」久保建英の獲得に失敗したバジャドリーの指揮官が胸中を明かす

2019年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロナウド氏が独断で進めていたとも

久保のマジョルカ行きについてセルヒオ監督が言及した。(C)Getty Images

 日本代表FWの久保建英は8月22日、レアル・マドリーからマジョルカにレンタル移籍することが決まった。ラ・リーガ1部での活躍が期待される。

 プレシーズン中のトップチームやカスティージャでの高評価を受け、久保は1部の他のクラブで武者修行する可能性が以前から取り沙汰されていた。なかでも有力な移籍先候補のとされていたのが、バジャドリーだ。

 ただ、オーナーの元ブラジル代表FWロナウドが独断で進めていたとの報道もあり、バジャドリーのセルヒオ・ゴンサレス監督は先日、「クボのことはまったく知らない」と口にしていた。
 
 スペイン紙『Marca』によると、久保がマジョルカに移籍することになった22日、セルヒオ監督は、「クボは候補のひとりだったが、ウチには彼と同じポジションに多くの選手がいる」とコメントした。

「久保がマジョルカに行くことが、我々のせいなのかは見てみようじゃないか。彼は自分で決断をした。きっと素晴らしい選手になるだろう」

 はたして、バジャドリーではなくマジョルカを選んだ決断は吉と出るのか。それを証明する戦いがいよいよ今週末からスタートする。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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