「クボにノーベル平和賞を!」両軍の小競り合いを“仲裁”した久保建英をスペイン紙&ファンが激賞!

2019年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

終了間際にあわや乱闘が…

ブルゴス戦で先発フル出場を果たした久保。プレー以外でも存在感を発揮した。(C)Getty Images

 現地時間8月18日、レアル・マドリーのカスティージャ(Bチーム)は、同じ2部Bに所属するブルゴスと開幕前最後のテストマッチを行ない、2-3で敗れた。

 先発フル出場を果たした久保建英は、19分に惜しいシュートを放つなど見せ場を作ったものの、決定的な仕事はできなかった。

 しかし、スペイン紙『AS』は、あるシーンでの久保の対応を取り上げ、称賛している。

 それは試合終了間際、競り合いでカスティージャのFWが肘打ちをしたとして両軍が揉み合いになった、その時だった。

 やや遅れて小競り合いの輪の中に入った日本代表FWは、ヒートアップする相手をスペイン語でなだめ、見事にその場を収めてみせたのだ。

 動画付きでこの場面を紹介した『AS』紙は、こう綴っている
 
「クボは、ブルゴスとカスティージャの小競り合いに加わった愚か者かと思われたが、まったく違っていた。ゲーム中にあまり輝きを見せなかった日本人は、最後の口論の場面で、とても穏やかに行動していた。彼は平和な心を示したのだ」

 またこのシーンを見たファンからは、「ノーベル平和賞ものだ!」、「愚か者と純粋な日本人」、「彼に平和のバロンドールを!」といった称賛の声が寄せられている。

 プレー以外でも存在感を発揮した久保。次に求められるのは、やはりスペインでの初ゴールだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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