東京五輪世代のG大阪・高宇洋が山口へ期限付き移籍「強く大きく成長しないといけないと思い、この決断に至りました」

2019年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

宮本監督の秘蔵っ子とも言える有望株も移籍を決断

トゥーロン国際では世代別代表定着へ猛アピールした高宇洋。写真:滝川敏之

 ガンバ大阪は、8月15日に、MF高宇洋がレノファ山口へ期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2020年1月31日までで、背番号は16に決定した。
 
 高は、名門・市立船橋高で1年生からレギュラーを張ると、3年生時に夏の高校総体での優勝に貢献。その後G大阪に入団した。
 
 G大阪ではU-23チームで出場を重ねながら、昨季はトップチームでも12試合に出場。今季も両チームを掛け持ちながら、U-23では3試合、トップチームでも6試合の出場を記録している。
 
 昨夏に発足した宮本恒靖政権では、初戦となった鹿島アントラーズ戦で抜擢されると、今季の開幕の横浜F・マリノス戦でもスタメンを飾るなど、宮本監督の評価は高かった。
 
 また来年に迫った東京五輪世代でもあり、今年5月のトゥーロン国際大会に出場したU-22日本代表にも初選出。決勝のブラジル戦を含め3試合でスタメンを飾るなど、五輪代表入りに向けて猛アピール中だ。
 
 そんな高のG大阪公式HPでのコメントは以下の通り。
 
「今シーズン、前半戦に出場した中で、自分の力不足を実感しましたし、まだまだチームに貢献できていないという実感もありました。そういう意味では自分の中で、もっと試合に絡んで、強く大きく成長しないといけないと思い、この決断に至りました。
 山口でプレーをすることで、もっと自分自身をレベルアップさせて頑張っていきたいと思います。有難うございました」
 
 また加入先の山口の公式HPではこうコメントしている。
 
「ガンバ大阪から来ました高宇洋です。 山口に入って、まずは自分自身の守備の特徴の部分を活かしながら、 チームが一つでも上の順位に、そしてプレーオフにいけるように、100%の力で貢献したいと思います。よろしくお願いします」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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