横浜のU-20代表MF山田康太が名古屋へ期限付き移籍。「他のクラブのユニフォームに袖を通すことは戸惑いもありました。」

2019年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今の自分にとって必要なチャレンジ」と意気込みを語る

出場機会を増やすべく移籍を決断した山田康太。(C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスは、8月13日、クラブのオフィシャルHPで、MF山田康太の名古屋グランパスへの期限付き移籍を発表した。
 
 移籍期間は2020年1月31日までで、期間中の横浜との対戦には出場できない。また、背番号は38番。
 
 今年二十歳になったばかりの山田は、マリノスのプライマリーから、各ユース年代を経て、2種登録時代の2017年にはカップ戦で、プロデビューシーズンの2018年にはリーグ戦で、トップチームでの出場を果たしており、18年にはリーグ8試合・1得点の成績を残した。
 
 今季はここまでリーグでは1試合の出場に留まっており、カップ戦での出場が主だった。
 
 幼少期から過ごした、横浜の公式HPで山田はこうコメントしている。
 
「このたび名古屋グランパスに移籍することになりました。
小さいころからF・マリノスで育ち、クラブへの思い入れもとても強いため、期限付きではありますが他のクラブのユニフォームに袖を通すことは戸惑いもありました。
 
 移籍の話をもらい、今の自分にとって必要なチャレンジになると思い、さらに成長するためにこの移籍を決めました。成長してまた横浜に戻って来たいと思います。応援をよろしくお願いします」
 移籍先となる名古屋の公式HPでもコメントを発表している。
 
「名古屋グランパスに移籍することになりました山田康太です。
 名古屋のファミリーの皆さまの前で一日でも早くプレーし、チームの勝利に貢献していきたいと思っています。応援よろしくお願いします。」
 
 東京五輪を目指す世代にあたる、山田康太は、今夏のU-20ワールドカップに日本代表として出場し、1ゴールを決めている。移籍を更なる飛躍に結び付けられるのか、注目される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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