「悪魔の左足が甦った!」46歳ロベカルが22年前の“伝説アウトサイドFK”を鮮やかに再現!

2019年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

かの名GK、V・バイーアが一歩も動けず!

46歳となったいまも、現役時代さながらのフォルムを維持しているロベカル氏。世界を驚かせた黄金の左足も健在だった……。(C)Getty Images

 46歳となった元ブラジル代表DF、ロベルト・カルロス氏が自身のインスタグラムを更新。いまや語り草となっている22年前の名シーンを再現させ、ファンを驚かせている。
 
 氏の代表的なゴールシーンと言えば、やはり自慢の左足アウトサイドで放った「狂気の一撃」だろう。1997年6月3日、フランス・ワールドカップ1年前のプレ大会「トゥルノワ・ド・フランス」、そのフランス代表戦だった。ゴールまでおよそ35メートルの位置からの直接FK。長めの助走から強烈に左足でインパクトした球は、信じられないシュート回転で壁の外側を巻いてすり抜け、ポストを叩きながらゴールに吸い込まれた。フランス名手、ファビアン・バルテスも笑うしかないゴラッソだった。
 
 今回ロベカル氏は、その場面を彷彿とさせるお遊び動画を投稿。友人の元ポルトガル代表GKヴィトール・バイーア氏をGKで立たせ、22年前ほどの距離も壁もないながら、軽く左足アウトサイドで蹴り出した。するとボールは驚くほど左側に鋭く曲がり、ゴールネットに突き刺さる。その左足はまるで錆びついていなかったのだ。

 
 投稿欄にはこれまでに9000件近いメッセージが寄せられ、「悪魔の左足が甦ったぞ!」「いつでも現役復帰できるね」「年齢を考えれば驚きでしかない!」「あの感動が呼び起こされた。永遠に忘れない名場面だ」などなど、賛辞が後を絶たない。
 
 今回はV・バイーア氏が司会を務めるフランスのテレビ番組で実現したセッション。かつての名守護神は「冗談半分でやってみるかと言って誘ったら、とんでもないシュートを決められたよ」と、自身のSNSに綴っている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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