AZの菅原由勢がオランダデビュー戦で初ゴール! 右SBでフル出場し、4-0の完勝に貢献

2019年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

積極的なプレーで攻撃参加

初出場のエールディビジで初ゴールを決めた菅原。19歳のサムライが堂々たるデビューを飾った。 (C)Getty Images

 現地時間8月4日、エールディビジ第1節が行なわれ、今夏に名古屋グランパスからAZに渡った19歳の菅原由勢がフル出場。フォルトゥナ・シッタルトに対して自ら初ゴールを叩き込み、4-0の完勝に貢献した。

 背番号26を背負い、4-3-3の右SBで先発した菅原は、これがエールディビジでのデビュー戦。試合開始から積極的な攻め上がりをみせた。2分にはいきなりペナルティエリア内まで走り込んでグラウンダーのクロスを上げるプレーを披露し、これにホームのサポーターは温かい拍手を送った。

 その後もAZはF・シッタルトに対して攻勢を強める展開が続く。菅原は積極的に攻守に動き回り、右サイドからチャンスを創出するも、決定機までつながらず。AZとしても、攻め込みながらもゴールを奪うことができず、前半を0-0で折り返す。

 だが、前半のフラストレーションは後半で爆発した。AZはひたすら攻め込む展開が続き、53分にセットプレーのチャンスからロン・バラーが先制点を叩き込む。すると、続く55分、59分にも追加点をあげ、一気に3点とリードを広げる。

 菅原は右SBとしてプレーしながらも、前がかりになった際は積極的に上がりをみせ、攻撃参加。時にはアタッカー陣と肩を並べて相手陣内に攻め込み、そのスピードで相手DFを翻弄した。

 そして待望の瞬間は84分に訪れた。右サイドに展開したカルビン・ステングスの送った折り返しのクロスに、中央に飛び込んだ菅原が合わせてゴールネットを揺らしたのだ。

 ダメ押しの4点目となる貴重なゴールを決めた菅原は、昨日に同じくエールディビジ初出場を果たした中村敬斗(トゥベンテ)に続き、デビュー戦で初ゴールをマークしたことになる。

 4-0のクリーンシートで今季初勝利を挙げたAZ。菅原にとっては、ホームでのデビュー戦としてはこれ以上ない好スタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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