「クラブにいたくないヤツは放出したほうがいい」イブラヒモビッチがポグバの移籍騒動に物申す!

2019年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブにとってベストな選択をするべき」

後輩ポグバの移籍志願に対して、イブラヒモビッチがコメントを発した。(C)Getty Images

 プレミアリーグのマーケット期限まで、あと1週間となった。去就が注目されるビッグネームのひとりが、マンチェスター・ユナイテッドからの退団を望んでいるポール・ポグバだ。

 このフランス代表MFは、レアル・マドリーを率いる同胞ジネディーヌ・ジダンが獲得を熱望し、"赤い悪魔"から"白い巨人"への移籍が取り沙汰されている。

 ユナイテッドでポグバとプレーしたズラタン・イブラヒモビッチは、選手が残留を望まないのであれば、クラブは移籍させるべきとの考えだ。

 英紙『Manchester Evening News』によると、イブラヒモビッチは英公共放送『BBC』のインタビューで「彼が残るのを望んでいないのなら、留めておくのは意味がない」と述べた。

「彼がどこか別のところを望むのならば、そこに行かせるものだ。その状況を使って、残りたいと望むような選手を連れてくればいい。選手たちは互いをリスペクトするもので、お互いの状況を理解している」

 元スウェーデン代表FWは、「クラブがいてほしくない選手や、残りたくない選手がいると100%、200%を尽くさないと、みんな分かっている。クラブにとってベストな選択をするべきだ」と続けている。
 
 ポグバを放出するとなれば、ユナイテッドが代役を確保しなければいけないのは当然だ。一方で、以前からの懸案事項である守備陣の補強も必要としている。CBのエリック・バイリーが負傷しただけに、なおさらだ。

 ユナイテッドがかねてより狙いを定めているのは、レスターのイングランド代表CBハリー・マグワイアだが、交渉はまとまっていない。だが、英衛星放送『Sky Sports』は7月31日、ユナイテッドが8000万ポンド(約112億円)まで提示額を上げると報じた。取引が成立すれば、リバプールが2018年1月にサウサンプトンから獲得したフィルジル・ファン・ダイクを抜き、DF史上最高額での移籍となる。

 欧州の他リーグより一足先に移籍市場を閉めるイングランド。期限が見えてきたなかでの、ユナイテッドの動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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