「ミナミノに感謝!」「うちに欲しい」チェルシー相手に出場15分で2ゴールの南野拓実に賞賛の声!

2019年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場5分で1ゴール、アディショナルタイムに2点目を決める

4点ビハインドの75分から出場した南野。PKを含む2ゴールで一矢報いた。 (C) GEPA pictures/ Jasmin Walter

 南野拓実、奥川雅也が所属するオーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクは現地時間7月31日、プレミアリーグのチェルシーとテストマッチを行ない、3-5で敗れている。

 この試合では、後半開始から奥川雅也が交代で出場。その奥川に代わって75分にピッチに現われ、PKを含む2ゴールを挙げる活躍を見せたのが南野拓実だ。

 英紙『Daily Mail』は「88分、ダビデ・ザッパコスタが与えた不用意なファウルによって獲得したPKを、南野が冷静に決めた。また、後半アディショナルタイムには2点目を挙げている」と奮闘ぶりを伝えている。

 また、ザルツブルクの地元紙『Salzburger Nachricheten』は、テストマッチには敗れたものの、「一流のクラブに対して互角に渡り合ったザルツブルクは、チャンピオンズ・リーグへの準備を整えており、国際的なレベルにあることを証明した」とその戦いぶりを評価した。

「前半は守備が崩壊し、3点を奪われ、ホームスタジアムはやけに静かだった。だが、チームはゲーム中に成長を見せた。その象徴はゴールシーンに集約される。ジェローム・オンゲネの得点で0-3から1点を返し、タクミ・ミナミノが88分と92分にネットを揺らして、3-5に追い上げることに成功。彼らのフットボールは戦術的、物理的に進化する余地があることを証明した」

 さらに、地元サポーターも「ラッキーボーイ、ミナミノに感謝!」、「この男、出場5分でゴールを決めたぞ」と、先日行われたラピド・ウィーンとのオーストリア・リーグ開幕戦に続いてゴールを決めた日本代表FWを称賛。チェルシーのサポーターからは、「ミナミノを来シーズンに獲得できないのか?」といった声も聞かれた。

 ザルツブルクは、昨シーズンのリーグ得点王だったムナス・ダブールがセビージャへ移籍したため、南野への期待は増している。"新エース"として輝くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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