【J1採点&寸評】広島 3-2 川崎|森島、荒木が王者撃破の立役者。川崎の小林、L・ダミアンも粘ったが…

2019年07月31日 本田健介(サッカーダイジェスト)

広島――荒木は貴重な3ゴール目をマーク

【警告】広島=川辺(17分) 川崎=ジェジエウ(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】森島 司(広島)

[J116節]広島3-2川崎/7月31日/Eスタ

【チーム採点・寸評】
広島 6.5
4分に先制に成功すると、川崎の攻撃を上手く抑えながら、スピーディーな攻撃でチャンスを創出。最後は追い上げられたが、評価できるゲーム内容と言えるだろう。

【採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 5.5
2失点はともに相手のシュートを褒めるべき。80分には山村の強烈なミドルをセーブしたが、直後にあわやのファンブルもあった。
 
DF
13 井林 章 6.5
42分には相手のクロスをギリギリのところでクリア。前半はハイネルと協力して右サイドに蓋をした。終盤は川崎の圧力を受け、75分にはL・ダミアンに上手くポストに入られ、小林のゴールにつなげられたが、最後まで粘った。
 
23 荒木隼人 6.5
3バックの中央として小林をマーク。前半は相手のエースから自由を奪い、空中戦の強さも発揮すると、52分にはFKの流れからチーム3点目を奪って見せた。ただ、1失点目と2失点目は川崎の攻撃を食い止められず。これがなかったらMOMだった。
 
19 佐々木翔 6.576OUT
開始4分のCKでこぼれてきたボールに上手く反応して先制点をゲット! 守備でも落ち着いていたが、76分に足を痛めたか交代に。
 
MF
44 ハイネル 6.570OUT
古巣を相手に気合いの入ったプレーを披露。右サイドをアップダウンし、長谷川と登里を抑えた仕事ぶりは素晴らしかった。終盤はやや息切れした。
 
40 川辺 駿 6.5
上手くボールの受け手となり、ボールを的確にサイドに散らした。相手ボランチへのプレスも効いていて、攻撃の推進役にもなった。
 
15 稲垣 祥 6.5
ピッチを動き回り、パスカットからカウンターを発動。チームのエンジン役であり、中盤に欠かせない存在だった。ただ、終盤は川崎のボール回しに後手を踏む場面が。
 

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