驚きの超高額サラリーがずらり! 中国スーパーリーグの最新「年俸ランキング」を一挙公開!

2019年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベイルへの「年俸62億円オファー」は成立するのか

左からアルナウトビッチ、フェライニ、オスカール、エル・シャーラウィ、フッキ。中国超級を彩るトッププレーヤーたちだ。(C)Getty Images,REUTERS/AFLO

 今夏も欧米から複数のスタープレーヤーが、中国スーパーリーグへの参戦を決めた。
 
 イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(ローマ→上海申花)に続き、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(ウェストハム・ユナイテッド→上海上港)、ベネズエラ代表FWサロモン・ロンドン(WBA→大連一方)が移籍を決意。さらにはベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケ(クリスタル・パレス)の山東魯能行きが取り沙汰されており、急転直下で破談との情報が飛び込んできたが、ウェールズ代表MFガレス・ベイル(レアル・マドリー)の中国入りも秒読みと目されていた。
 
 ここ最近は巨額の移籍金に特別課税を課すという中国当局の介入もあり、メガディールの成立自体は少なくなってきたものの、その超高額サラリーはビッグネームたちの心を揺さぶり続けている。はたして彼らはどれくらいの年俸を得ているのだろうか。これをランキング形式でまとめて掲載したのが、スペインのデジタル新聞『El Espanol』である。
 
 ワンツーフィニッシュを飾ったのは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で何度もJリーグ勢と対戦している上海上港の元ブラジル代表コンビだ。トップ額はMFオスカールの2400万ユーロ(約30億円)で、FWフッキが2000万ユーロ(約25億円)で続く。両選手ともすでに3シーズン目で、すっかり中国の水に馴染んだようである。3位タイには1800万ユーロ(約22億5000万円)で、バルセロナ黄金期を支えたMFハビエル・マスチェラーノと、脂が乗り切っているFWセドリク・バカンブが付けた。

 
 TOP20のランキングを見ると、上位の18選手はすべて日本円で「10億円」を超えている。オイルマネーで高収入が保証されているカタール・リーグでも、「10億円」を超えていたのは、先日引退を表明した元スペイン代表MFシャビくらいだ(およそ13億円)。ちなみに、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの年俸は推定32億円。現時点でのアジア最高額なのは間違いないが、もし江蘇蘇寧がベイルに提示している年俸5000万ユーロ(約62億5000万円)のオファーが成立すれば、首位の座は取って代わられる。
 
 一時の爆買いこそ控えめになったものの、依然としてバブル状態が続いている「中国超級」。今季の移籍登録期限は7月31日までとなっており、この数日で駆け込みの大型移籍が成立するかに注目だ。

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