アーセナルがリールのコートジボワール代表FW獲得で合意か? 「移籍金は100億円」と英メディアが報じる

2019年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今後24~48時間で移籍は成立」

 欧州の強豪クラブがこぞって熱い視線を注ぐリールのニコラ・ペペを手に入れるのは、アーセナルとなるのだろうか。

 英公共放送『BBC』などイギリスの複数メディアは7月27日、このコートジボワール代表FWの移籍に関して交渉していたアーセナルとリールが、移籍金8000万ユーロ(約100億円)で合意したと報じた。

 イタリア・メディアは先日、6000万ユーロ(約75億円)にアダム・ウナスを加えた条件で、ナポリとリールが合意したと報じた。だが、選手側との交渉が難航しているとも言われていた。

 BBCによると、アーセナルもペペとはまだ合意できていないようだ。だが、「今後24~48時間で移籍は成立の見込み」とも伝えている。
 
 確かなのは、最終的な選択がペペ本人に委ねられたということだ。英衛星放送『Sky Sports』によると、リールのジェラール・ロペズ会長は「イギリスの3クラブとスペインの複数クラブ、イタリアの1クラブから関心があった」と明かした。

「そのうち、いくつかのクラブとコンタクトがある。我々がペペにマッチすると感じているクラブだ。だが、選手が行きたくなければ、我々は何もできない。だから、本人が決めることだ」

 ロペズ会長は「ペペは月曜(29日)にバカンスから戻る。来週半ばには決めるんじゃないか」と続けた。すでに退団は既定路線のようだ。

「昨年、彼を慰留した時に、この夏の移籍市場で退団を容認すると約束したんだ」

 クリスタル・パレスに所属するウィルフリード・ザハの獲得が難航していたアーセナルが、代役として同胞のペペを手中に収めるのか。それとも、ナポリがさらなる好条件を提示するのか。進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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