「ペップってどんな人?」「どうしたら背が高くなる?」プレミア王者マンCのロドリ、アンヘリーニョに少年たちが直撃!! 名手たちの回答は?

2019年07月26日 熊介子(サッカーダイジェストWeb編集部)

英語での質問に「いいね」と笑顔も

一度は退団しながらもPSVからの”買い戻し”が話題の左SBアンヘリーニョ。指揮官の人柄についても語った。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 来日中のプレミアリーグ王者マンチェスター・シティの選手が、都内某所でイベントに登場。小学校の教室で行なわれたこのイベントに、今夏にアトレティコ・マドリーからクラブ史上最高額となる6280万ポンド(約87億9200万円)で加わったロドリ、同クラブを一度退団しながらもPSVから改めて加入が決まったアンヘリーニョ、そして生え抜きの新進気鋭フィル・フォーデンの3名が登壇した。

 横浜F・マリノスのプライマリー(12歳以下のカテゴリ)に所属する少年たちが"生徒"となり、憧れのプロサッカー選手に質問をぶつける機会を得た。筆者が取材できたのは、ロドリ、アンヘリーニョというふたりが登壇した部分だった。

 20人の生徒が待つ教室に登場したアンヘリーニョは、子供たちとフランクに接し、「プロになるためにはどんな練習をすればいい?」と、英語で質問されると「上手だね」と賛辞を送った後、こう回答した。

「ボールを使って練習することを意識している。場所は問わない。ストリートでも家でも練習場でもいいし、ボールを使った練習をずっとやっていたよ」

 また、左SBを主戦場とするアンヘリーニョに対し、GKとしてプレーしている少年から「GKとDFが連携を深めるためには何が必要?」と訊かれると、少し考えてから「やっぱりコミュニケーションが一番大事。ピッチ上でお互いに積極的に話しかけて確認することだと思う」とアドバイス。さらに「ジョゼップ・グアルディオラ監督はどんな人ですか?」と指揮官について問われると、「とてもオープンで、チームを常に成功に導くために、努力を怠らない人だと思う」と回答。初めて訪れた日本で、子供たちとのやり取りを楽しんでいた。

 その後、入れ替わりで登場したロドリは「東京に来ることができてうれしいよ。君たちとこうやって時間を共有することができることも、とてもうれしいです」とあいさつした後に、質問に応じた。

 サッカー以外にも、191cmのロドリに対して「どうしたら背が高くなれますか?」というクエスチョンも。これにロドリは「身長が高い父と母に感謝しているよ(笑)。遺伝的なものもあるけれど、あとはいっぱい食べることかな。身長が高いことは強みになると思う。僕はこれからフィジカルの強いプレミアリーグにこれから挑んでいくので、体づくりもしっかりしていきたいね」と語り、少年たちにエールを送った。

 また「憧れている選手は?」との問いかけには、答える前に少年たちに「ジダンってみんなは知っている?」と確認してから、このように語った。

「皆が知っていて良かった(笑)。彼は、僕の故郷であるスペインのマドリードでもプレーしていたことがあって、その姿を見たこともある。彼はピッチで見せるスキルがものすごく高くて、"マルセイユ・ルーレット"と呼ばれているジダンのテクニックがあるんだけれど、それを目にしたときに、彼は本当にすばらしいと思ったよ」

 夢に燃える少年たちとのやり取りで、リラックスした様子を見せていたマンチェスター・シティの面々。彼らは27日、日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦する。

取材・文●熊 介子(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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