半年がかりの決断…鹿島がFW上田綺世の前倒し加入を正式発表! 法大サッカー部を退部して7月28日にチーム合流

2019年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

当初は2021年の加入と発表も

鹿島への今夏からの加入が正式発表された法政大3年の上田。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の鹿島アントラーズが7月26日、法政大3年のFW上田綺世が今シーズンから加入することを発表した。上田は2021年の加入がすでに内定していたが、7月28日より鹿島に合流する。


 現在20歳の上田は茨城県の出身で、中学時代に鹿島アントラーズノルテジュニアユースを経て鹿島学園高に入学。高校選手権などで活躍を見せて法政大に進学すると、東京五輪世代の年代別日本代表でも徐々に存在感を増してきた。

 そして今年6月のコパ・アメリカでは大学生として唯一日本代表に招集。チリ戦で先発するなど、3試合に出場した。上田は今春の段階ですでに鹿島入りが内定していたが、来年の東京五輪を見据えてさらなるレベルアップを図るべく、早期のプロ入りを決断したようだ。

 上田は鹿島を通じて、以下のコメントを発表している。
 
「この決断を認めていただいた法政大学のスタッフ、選手たちには本当に感謝しています。法政大学で過ごした日々のおかげで、僕は大きく成長できました。決断をするのに約半年かかってしまいましたが、自分の成長を考えた時、これがベストな選択だと信じています。今後は一日でも早く鹿島アントラーズの戦力になり、タイトル獲得に貢献していきたいです。応援、よろしくお願いします!」 
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