名古屋DFの櫛引一紀が大宮へ期限付き移籍。加入年での昇格を二度経験する男が三たび歓喜をもたらすか?

2019年07月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌、名古屋とJ2からJ1への昇格を経験している櫛引

名古屋から大宮への移籍が決まった櫛引一紀。写真:滝川敏之

 7月25日、名古屋グランパスは、DF櫛引一紀の大宮への期限付き移籍を発表した。
 
 U-22まで各年代での日本代表に選出された経歴を持つ櫛引は、2011年に当時J2の札幌でデビューすると、その年の札幌の昇格に貢献。2017年には当時J2の名古屋に移籍し、その年に主軸として名古屋をJ1昇格に導く活躍を見せた。
 
 名古屋加入3年目の今季は、チーム内でも古株のひとりとなっており、サポーターからの人気も高かったが、今季のリーグ戦では1試合の出場に留まっていた。
 
 名古屋が発表した櫛引のオフィシャルコメントは以下の通り。
「このたび、大宮アルディージャに期限付き移籍することとなりました。厳しい状況の時にチームを離れることは非常に悩みましたが、サッカー選手として新たな挑戦をする決断に至りました。
 この決断をご理解いただいたクラブにも感謝しています。そして、ファミリーの皆さんにはいつも、どんな時も温かい声援をいただき、とても感謝しています。
「櫛引オーレ」最高でした! 再び皆さんの前に成長した姿をお見せできるよう頑張りたいと思います。」
 
 現在J2で5位と昇格争い真っただ中の大宮にとって、加入年に2度もJ1昇格を果たしている櫛引は心強い補強となったか?
 
 加入が決まった大宮のオフィシャルサイトで櫛引は、
「大宮アルディージャのファン・サポーター、関係者の皆さん、名古屋グランパスから期限付き移籍しました櫛引一紀です。大宮アルディージャが再びJ1の舞台に戻れるよう、121%の力で戦います。応援よろしくお願いします!」と力強く語った。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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