「PO1進出を目指す」STVV新ユニホームお披露目会に遠藤航&シュミットが登場! ベルギーリーグは来週末に開幕

2019年07月23日 熊介子(サッカーダイジェストWeb編集部)

アウェーユニはBEAMSがデザインを担当

新ユニホームお披露目を行なったSTVV。ブラックのアウェーユニホームはベルギー国内でも珍しい色合いだという。 (C) SOCCER DIGEST

 7月23日、DMM本社でシント=トロイデン(STVV)の新ユニホ―ムお披露目会が開催された。村中悠介会長らが登場したほか、ベルギー現地から衛星中継を繋ぎ、立石敬之CEO、遠藤航、シュミット・ダニエルが出席した。

 現地時間7月27日にベルギーリーグ開幕戦のムスクロン戦を控えているSTVV。今回、ホームユニホームは昨季と同様、デサントジャパンが担当。そして、同リーグでも珍しくブラックをベースにしたアウェーユニホームは、日本企業のBEAMSがデザインを手がけることが発表された。

 新たなホームユニホームに身を包んだ遠藤は、「ブルーのラインがすごくカッコいい。とても気に入ってます」と感想を述べた。まだベルギーに到着したばかりだというシュミットも「配色がカッコよくて、生地も軽いので動きやすいです」と新天地でのユニホームに満足した様子を見せた。

 STVVは昨季のリーグ戦を7位で終え、レギュラーシーズン後に上位6チームで行なわれるプレーオフ1(PO1)出場を、最終節で取り逃すという悔しい結末を迎えた。その悔しさを実体験している遠藤の今季の目標は、取り逃したPO1出場を達成することだと語った。

「(昨季は)チームとして結果が出ている時は、チーム全体に勢いがある。ただ、若い選手が多いこともあって、チーム状況がうまくいかなくなると、試合の内容自体も悪くなってしまう印象がある。そうしたメンタル的な部分を保ちつつ、シーズンを通してしっかりした、安定した戦いができないと厳しいのかなと思った。今季こそは、PO1出場を達成したい」

 また、新加入のシュミットは「1試合でも多く試合に出られるように、自分の成長を第一に考えて頑張りたい」とコメントした。

 そして、クラブを率いる立石CEOは「来週、ベルギーは開幕を迎える。他クラブからのマークは昨季より厳しくなっている」と現状を説明しつつも、「ぜひ昨年逃したPO1進出を達成したい。しっかりとした戦いを見せていきたい」と意気込んだ。

 ベルギーリーグは現地時間26日に開幕する。昨季にも増した日本企業のスポンサーをも背負って欧州で戦うSTVVの戦いぶりに注目したい。

取材・文●熊 介子(サッカーダイジェストWeb編集部)
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