久保建英の評価額は何位!? R・マドリーの37選手を最新「推定市場価格」でランキング化!

2019年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

今合宿参加の“カスティージャ組”では2番手

久保の推定市場価格はようやく200万ユーロに達したばかり。はたして1年後はどれほど釣り上がっているのか──。(C)Getty Images

 日本代表FW久保建英の入団で、日本国内での注目度がいっそう高まっているレアル・マドリー。ジネディーヌ・ジダン監督のもとで目下、「第3銀河系」を構築中とされており、今夏はすでにエデン・アザール、フェルラン・メンディ、ミリトン、ルカ・ヨビッチ、ロドリゴ・ゴエスなど、一線級の獲得におよそ3億ユーロ(約375億円)を費やしている。
 
 現在トップチームは、カナダのモントリオールでサマーキャンプを実施中。遠征メンバーには本来カスティージャ(Bチーム)の久保ら若手数名が抜擢帯同を許されており、精力的にアピールを続けている。
 
 ではこのスター軍団を、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が算定する「推定市場価格」でランキング化するとどうなるのか。今回の遠征メンバー29名に、コパ・アメリカ参戦で合流が遅れているミリトン、カゼミーロ、カナダ入りしたばかりのイスコ、退団濃厚ながらレンタルバック扱いとなっているハメス・ロドリゲス、ボルハ・マジョラルらを加えた総勢37名で作成してみた。
 
 まず、トップチーム登録の1選手あたりの平均評価額は3968万ユーロ(約49億6000万円)。これはバルセロナの5521万ユーロ(約69億円)、マンチェスター・シティの4344万ユーロ(約54億3000万円)に次ぐ世界3位の値だ。それでも、今夏はまだポール・ポグバやキリアン・エムバペ、クリスティアン・エリクセンといったワールドクラスの引き抜きを画策中で、彼らがスカッドに加われば平均値は急騰するだろう。
 
 ダントツのチームトップは、唯一大台を突破しているアザールの1億5000万ユーロ(187億5000万円)。2位タイのラファエル・ヴァランヌとヴィニシウス・ジュニオールに倍以上の差を付けている。とはいえ、ヴィニシウスは入団2年目の19歳にして7000万ユーロ(約87億5000万円)の評価額を付けられているのだから、なんとも驚きだ。

 
 推定市場価格は選手が30代に入ると、一気に額面が下がる傾向にあり、カリム・ベンゼマやルカ・モドリッチ、セルヒオ・ラモスといった名手たちは全盛時に比べて大幅にダウンしている。かならずしもピッチ上での出来不出来が反映さているわけではないので、判断が難しいところだ。期待のニューフェイス、ミリトンやロドリゴ、ヨビッチらは軒並み、高い評価額を得ている。
 
 ついに最近、マドリー移籍を受けて400%アップの200万ユーロ(約2億5000万円)に到達したのが久保である。これは37人中31位タイの数値で、カスティージャ登録の選手ではロドリゴに次いで2番手となった。カナダ合宿には久保とロドリゴのほか、5人のカスティージャ所属選手が参加しているが、18歳の久保はそれでも全体のなかで最年少。キャンプで日を重ねるごとに存在感を高めており、チーム内やスペイン・メディアの評価も上々だ。

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