【J1採点&寸評】G大阪1-0清水|高精度のキックで試合を決めた矢島慎也をMOMに!ドウグラスの8戦連発止めた守備陣も高評価

2019年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪――アンカーの位置から巧みなキックでゲームを操った矢島

【警告】G大阪=小野瀬(30分) 清水=西澤(50分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】矢島慎也(G大阪)

[J1リーグ19節]G大阪1-0清水/7月13日(土)/パナスタ
 
【チーム採点・寸評】
G大阪 6.5
前節3失点した反省を生かして原点回帰。前半は清水に押し込まれる苦しい時間帯が続いたが、最終ラインの踏ん張りは見事だった。遠藤の投入後は押し込み続け、見事に終盤に勝ち切った。

 
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6.5
雨の中での試合を感じさせない抜群の安定感で、枠内シュートに適切に対応し、危なげなさも全くなかった。つなぎに関しても冷静で、ビルドアップの第一歩目として機能していた。
 
DF
5 三浦弦太 6.5
前半、不用意なパスミスからピンチを招いたのは反省だが、古巣相手に終始気迫のプレーを見せ、最も警戒すべきドウグラスに対しても身体を張って対応。ディフェンスリーダーの風格もあった。
 
19 キム・ヨングォン 6.5
立ち上がり早々の危険な場面でクレバーな対応を見せ、チームを救う。派手さはなかったが、要所で粘り強い対応を見せ、三浦とともに苦しい時間帯を踏ん張りきった。つなぎも上々だった。
 
27 高尾 瑠 6
前半はミスもあったが、守備に関しては粘り強い対応を見せ、ポジションを離れて危険地帯を潰すことも。持ち上がりも積極的で、高い位置を取って右サイドでの優位を作る。後半は安定していた。
 
MF
8 小野瀬康介 5.5(56分OUT)
前後半にそれぞれ、機を見て相手ゴールを脅かすシュートを放つ。守備のバランスをうまく保っていたが、ボールを持った際につなぎなどでミスも散見。まだインサイドハーフにフィットしていない。
 
10 倉田 秋 6
開始早々の劣勢時に自らサイドをドリブルで切り裂き、流れを変える意欲を見せた。その後は守勢に回ったが、遠藤が投入されると阿吽の呼吸で中盤を構成。パスの散らしも的確だった。
 
21 矢島慎也 7(90+1分OUT)
アンカーのポジションから巧みなパスを繰り出し、攻撃を牽引した。精度の高いキックはほぼミスがなく、遠藤の投入後はインサイドハーフに移行。決勝点は相手のミスにつけ込んだ見事なキックだった。
 
34 福田湧矢 6
サイドで攻守においてハードワークした。前半は守備に回る時間も多かったが、自陣ゴール前でも奮闘。後半は抜群のスタミナを生かして、積極的に松原を押し込むと決勝点につながるサイドの突破も。

次ページG大阪――ラストマッチのエースは無得点も相手の脅威に

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