「全盛期は過ぎているが…」去就不透明の岡崎慎司に英2部の名門が興味!? 地元紙が特集

2019年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

様々な候補が挙がる岡崎に注目

先のコパ・アメリカにも出場し、懸命なアピールが光った岡崎。そんなベテランFWの去就は英国メディアも注目し続けているようだ。 (C) Getty Images

 日本を代表するベテランFWの去就に注目が集まっている。33歳の岡崎慎司である。

 ベンチを温める日々が続いた2018-19シーズン限りで、15年8月からプレーし、「奇跡」と謳われたプレミアリーグ制覇を経験したレスターを退団した岡崎は、目下、新天地を探しているところだ。

 移籍先には、スペインやイタリア、長友佑都がプレーするトルコ、さらにJリーグなどが挙がっている。だが、まだ不透明なままだ。

 そんな岡崎にスポットライトを当てたのは、チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するノッティンガム・フォレストに関する情報を日々提供している地元紙『Nottingamshier Live』だ。

「この夏にノッティンガム・フォレストがタダで確保できるストライカー」と題した記事の中で、フリートランスファーで獲得可能な4選手を紹介。アベル・エルナンデス(ウルグアイ代表)、ベンジャミン・ムカンジョ(カメルーン代表)、ウィルフリード・ボニ(コートジボワール代表)に次いで、岡崎が取り上げられている。

 主力の退団によって、「FWの補強が必須だ」と訴える同紙は、岡崎について、「イーストミッドランズ(レスターのある地方)で知らない人はいない。レスターのリーグタイトル獲得に貢献した男だ」と綴り、次のように評している。

「シンジ・オカザキは昨シーズンの終わりにキング・パワーからエモーショナルな別れをした。彼は日本代表として119回も出場し、驚くことに50ゴールを決めてきた。33歳と明らかに全盛期は過ぎているが、我々のようなチャンピオンシップのクラブが、12か月の契約を結べれば、それは巧妙なビジネス力の証明になるだろう。そして、彼ならチーム内に競争意識を生むはずだ」

 以前からヨーロッパでのプレーを希望している岡崎は、どこで新シーズンを迎えることになるのか。その去就から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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